森のリゾートに暮らす(三重県湯の山温泉編 Part2)

2016.10.20

森のリゾートに暮らす(三重県湯の山温泉編 Part2)

前回のブログで湯の山温泉の魅力を充分お話しをさせて頂きましたので、皆様の気持ちは湯の山温泉に飛んで頂いていると思いますので、今回はその気持ちが熱いうちに、もし湯の山温泉付近に別荘を構えた場合の夢のシュミレーションの話しをさせて頂きます。

まず、別荘として相応しい土地があるのか?という基本的なところですが、はっきり言って山ほどあります。その理由は、湯の山温泉の歴史に遡る内容になりますが、明治時代に他県の温泉との競合に敗れ、わずか一軒しか宿が残らなかった時代がありました。

しかし、後にアクセスの良さに目を付けた四日市鉄道(現在の近鉄湯の山線)が鉄道を敷設し、奥座敷としての地位を復活させ次第に旅館も増加していき、その勢いで日本経済の高度成長期に比較的価格の安い別荘地として中流階級に売り出す為に開発をした歴史があります。

残念なことに、その別荘プロジェクトは成功はしませんでしたが(土地は売れたが建物を作る方が少なかった)その開発で区間された別荘地は、今でも多くの売買があり、ここ最近は時代を味方に付け、スローライフを過ごすファミリーや、終の住処として暮らす夫婦など、以前には見られなかった層が多くなっていると僕は感じています。

四季それぞれ美しい風景

日本の別荘地の最高峰は「山の軽井沢」と「海の葉山」と常に不動のブランドではありますが、この湯の山のように日本国中に高度成長期時代に開発された別荘地が沢山あります。この三重県だけを見ても、他に青山高原や志摩のほうにも大規模なものからコンパクトなものまで多種多様なスタイルであります。正直なところ、それらの不動産の価値はあまりありませんが、それは売却を考えた場合でのデメリットであって、これから購入する方にとっては利点であるとも言えます。

そこで、仮に湯の山温泉付近で別荘を構えた場合のシュミレーションをしてみましょう。

実際の土地の売買金額は、当然面積によって異なりますが、150坪もあれば充分だとして約300万〜400万円で購入することが出来ます。建築費としては1LDKぐらいのコンパクトな間取りとして約20坪程度の大きさとして坪単価70万として1,400万円。それ以外に設計監理費、外構、植栽、家具(置き家具)に500万円。つまり2,200万〜2,300万円ぐらいの総予算で可能となります。

この金額が高いのか適正価格なのか安いのかを換算することは難しいと思いますが、この自然豊かなこの場所で過ごす時間の充実感、幸福感で答えは様々だと思います。決していくら快適であろうが、高級なリゾート施設をもっても味わえない自分だけの空間、自由気侭に過ごせる時間はオンリーワンですからね。

ウィークデーは便利で街から近い場所に住まいを構え、金曜日の夜から日曜日の夜までのウィークエンドは自然豊かな別荘で、静かにのんびりと暮らす…そんな二極化生活も素晴らしいライフスタイルだとご提案させていただきました。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。じゃあ