敷居が高い。価格も高い。設計者のプライドも高い?


よく聞く建築設計事務所のイメージ

2017.02.24

敷居が高い。価格も高い。設計者のプライドも高い?

写真)oliva 静岡県静岡市

敷居が高い。価格も高い。設計者のプライドも高い なんて建築設計事務所のイメージを、そう思っていらっしゃる方が多いのは事実ですが、それらには全て理由というか根拠があります。 そこで今回のblogは、一般的に勘違いされている建築設計事務所について赤裸々にお話し致します。少し長い文章になりますが、どうぞ最後までお付き合い下さいませ。

さて、前述した3つの「高い」についてお話します。

まずは、「敷居が高い」とよく聞く件についてですが、本社をリノベーションしてから3階のオフィスよりも、2階のnu salonに居る時間が長く、土日とか1階のCAFE DOLLITLEから上がってこられるお客様の接客をよくしますが、階段を上がるところからCAFEの雰囲気とは異なる”敷居”の高さをプンプン感じると聞きます。

確かにCAFEのインテリア(家具や内装)とは、やや異なるヴィンテージでラグジュアリーな雰囲気がそう醸し出しているように感じていますが。

そのお客様との会話の中で感じた理由は、物販店のようにモノを買わなくても、目的が無くても入れるような雰囲気ではないという事。そして、建築設計事務所に依頼する人はお金持ちだけであろうから、自分達にはご縁がない場所であると決めつけた感覚が、敷居が高いと思う理由だと感じました。

・CAFEから2階に上がる階段

実は敷居なんて特になく、弊社の場合は創業時より小難しい「建築」という専門的な要素を極力少なく表現し、垣根を取り払う”ボーダーレス化”を掲げて運営してきましたので、通常のオフィスベースの建築設計事務所よりも、ラフな感覚で遊びにいらして頂ける環境を整えております。一度お越し頂いた方は「居心地の良さ」を体験しに何度もいらっしゃる方もみえるぐらいです。笑

・2階ホール(Fit Vitaとsalonを繋ぐ空間)

・nu salon入口のロゴマーク

次に「価格も高い」という件。それは確かにハウスメーカーの企画住宅や、ビルダーにありがちな設計プランはサービスで、施工ありきの住宅とかと比較すると、クライアントと密に打合せをして、お互い納得するまで時間を掛けて作り上げる設計ですので、使う工法や納まり、素材や設備機器なども異なり、基本オーダー対応が多い分、それらが価格に反映されるという意味で高いのは事実です。

しかし、価格が高いという言葉の裏には「クオリティも高い」や「オリジナリティ性も高い」という意味にもなるのではないでしょうか。如いてはは結果的に「満足度も高い」という事になります。とは言うものの、個々の案件に対して、それぞれに応じたコストコントロール技術で予算に適した設計を心がけておりますのでご安心下さい。(弊社に依頼頂く多くの方は普通のサラリーマンです。)

そして、最後の「設計者のプライドも高い」という件。ええ、それは多分事実です。笑

弊社では、毎週土日祝は恒例となりました「建築相談」を開催しております。※link

現在、ハウスメーカーやビルダーなど、他社にてご検討中の方や、全くゼロベースな方もお気軽にnu salonに遊びにいらして下さいませ。そして、私達の建築の考え方や事例集などをご覧頂きながらお話をしましょう。ではお待ち致しております。じゃあ