12年ぶりの再会「白い箱の家」オーナー来訪


創業5年目を当時を振り返る

2017.04.02

12年ぶりの再会「白い箱の家」オーナー来訪

今から12年前に弊社が設計監理をさせて頂いた名古屋市緑区の「白い箱の家」のYオーナーご夫妻が突然、nu bldg.にお越しになられ、積もり積もった懐かしい話しに花が咲き、なんと気がつけば2時間近くも話しをしてしまいました。とても嬉しかったです。

弊社の創業は2000年。個人から、株式会社の法人のしたのは2001年ですので、まだまだ駆け出しの創業4年目に依頼して頂いたお仕事でした。僕は当時、髪の毛もまだ黒々していた39歳、お客様はなんと29歳(若い!)

限られた予算とリクエスト内容をひとつひとつクリアーさせて完成させた家づくりの想い出話に花が咲かない訳がありません。

まだ赤ん坊だった男の子は現在、親との行動を嫌がるような(笑)中学二年生になり、家が出来た後に生まれた女の子も、もう小学三年生になるとのことで、時間の経過をつくづく心と髪の色で感じるひと時でした。

その頃は、まだ名古屋市栄一丁目の大きな公園の前にオフィスを構え、1階でCAFE COLUMNを自社にて運営していて、20代の若いスタッフがバタバタドカドカと設計活動に勤しんでいました。(今もそうかな)その当時のスタッフは、今では資格も取得し、立派に自分で設計事務所を開いています。年齢も30代後半〜40代前半となっているのでしょうね。

この家は、土地探しからさせて頂き、当時「プレゼンテーションキャンペーン」中に、無料ならプランをしてもらおうと、マンション購入を視野に入れてらっしゃったY様が手にしたどこかのCAFEに置かせて頂いていたフライヤーを片手に建築相談に来られたのが最初の出会いです。ですが、この時点では土地もありませんでしたので、プレゼンテーションをすることなく、土地探し→基本設計→実施設計という…スタンダードな流れになった事を、まるで昨日の事のように笑顔で話されていました。

Y様曰く、「久しぶりにホームページを拝見したが、icaaのデザインする建物がどんどんバージョンアップされ、嬉しいような悲しいようなと」と。

それを聞いた僕も、嬉しいような申し訳ないような…しかし、これからも時代の変化に対して変える部分と、頑に守り続けて行く部分を区別して、バージョンアップを繰り返しながらもicaaのが手掛けた建物だと認識頂けるよう頑張るのみですけどね。

こうやって久しぶりにいらして頂いたY様のように、家が完成し引き渡しを終えると、どうもお付き合いの頻度が落ち、少し疎遠気味になりますが、どんどん遊びにいらして頂きたいですね。

icaaでは時折開催するワークショップや nu bldg.での各種のイベント、1階のCAFE DOOLITTLEなど、お気軽に遊びにいらして頂ける環境は揃っていますので。笑

そんな心温まる日曜日に昼過ぎの出来事でした。じゃあ