富山「城東の家」「泉の家」「造園家の家」


慌ただしい一日のレポート

2017.05.27

富山「城東の家」「泉の家」「造園家の家」

今回の富山遠征はいつにも増して時間に追われたバタバタの出張となりました。それもそのはず、一番してはならないスケジュールのダブルブッキングをしてしまったからです。

富山でのミッションは昨年完成し、お引き渡しをさせて頂いたお客様宅に訪問。そして着工したばかりの現場での打合せ、そして完成を今か今かと待ちわびている現場での確認。

まず最初に向かったのは、高岡市の「城東の家」。住みだしてから感じた部分の改造計画の打合せとメンテナンス、補修などの打合せをさせて頂きました。

引渡し後、何度もお邪魔をしておりますが、いつも整然と綺麗に片付けられたとてもいい状態でお住まいを頂いております。ありがとうございます。

この建物も完成写真の撮影をしていなく、近日行いたいと考えております。とうことで、その日の為にアングル決めの外観仮撮影をしてきました。(補正などがかなり必要な状態ですが)

富山での完成写真撮影がまだ行っていない建物は全部で7件。まだまだあります…スケジュール、時間との戦いになるでしょうが、全部カメラに収めて皆様にご覧になって頂こうと燃えております。笑

そしてこの建物から車で約10分足らずの、まさに現場が動きだしたばかりの高岡市の「泉の家」の現場事務所での打合せ。来週あたりから基礎のベースコンクリート打設、鉄筋工事と…とても大事な工事になりますので、その確認というのが今回のミッションでした。

続いてやってきた先は、富山市大沢野の「造園家の家」。今回は施工会社が居ないつもりでの抜き打ちチェックです。のつもりでしたが、施工業者の方も後から来られてきになる点を直接指示をいたしました。 

この現場は一般的、既製品的な仕上げ工事がほぼ無く、全て現場にて調合して施さなければならないものばかりです。

一例を挙げると、壁面に施したモールテックスの左官工事、プライベートゾーンは全て塗装下地クロスを張り上げた上にエマルションペイント、梁や構造体、天井の羽目板などは着色オイルスティン塗装、床や壁の一部はタイル張りなど…手が込んでいる仕上げ=非常に施工方法や細かな部分で、その仕上げの表情が異なります。

今回のチェックではモールテックスの左官壁に施したクリアーのトップコートの艶がありすぎて、ピカピカ過ぎてこれをどうにかしないと、あの風合いが出ない点です。

と言ってもこの上から何かを施すなんてことは難しいので、バフで表面を削りこむしかないかもしれません。

そんな残った工事の内容確認と合わせて、この家のインテリアをどうすれば、より格好良くなるのかをイメージしながら色々なシーンでの見え方をシュミレーションしておりました。壁に掛けるアートの大きさや色、オーディオの種類、和室にそっと置くオブジェなど…空間のカタチが見えてくると、次なるミッションが待ち構えております。

少し工期が遅れている現場ですので、その分 楽しみが増えていけばいいのですが…そんな気掛かりな富山を後にして、無事に名古屋に予定通りジャスト19時に戻って打合せを終え、長い一日に幕を閉じました。スケジュールの管理は徹底したいですね。じゃあ