本屋は今を知る空間

2016.06.28

本屋は今を知る空間

どうも佐々木です。皆さんはどれぐらい本を読みますか?僕はこう見えて意外と読書家だったりします。と言っても雑誌ばっかりですが。

さて、ここ数年、全国の書店が凄い勢いで閉店をし続けており、多分に漏れず我が街も多くの本屋が無くなりました。今ではスマホでポチッと購入ボタンを押すだけで翌日、いや早ければ当日中に家に届く時代なので、リアル店舗が無くなる理由は当然理解できますが、とても残念だと感じています。

僕は時間があると本屋に行って、さらっと店内を流すのが好きです。店内に入ると印刷物の紙の独特の匂いに包まれた本屋はとても落ち着き、かつ静かな空間だと子供の頃からそう感じていました。だから本屋に行くと妙に気持ちが静まるので今もよく行きます。

行くと言っても、実は購入目的の本なんか一個もないし、ただ本屋の色々なコーナーで表紙の写真やタイトルを見て、気になる本だけ手に取り、関心があれば購入する…そんな感じの流れで本屋にざっと一時間ぐらい滞在します。

男性誌、女性誌、スポーツ、車、インテリア、料理、旅行・・・ぐるっと本屋を一周するだけで、今の社会や世界で関心のあるテーマや流行っていることを視覚と感覚で瞬時に感じる場所は、僕にとっては唯一本屋だけなのかなと思っています。

インターネットでの購入はとても便利で楽ではありますが、実はその時間を短縮し合理的にすること=逆に自分自身を忙しくさせ、見えるものや感じることを無くしていくことになると思っているから。

 自分の足で手で目で鼻で耳で感じることに重きを置き、これからも本屋に行って感じまくりたいですね。さて、優雅に暮らしを楽しみますか。じゃあ