白い箱の家 愛知県名古屋市

  • 家族構成:夫婦・子供
  • 構造:木造在来工法3階建
  • 敷地面積:99,32㎡(30,04坪)
  • 延床面積:106.0㎡(32,06坪)

名古屋市の南東部に位置する住宅街に、コンパクトではあるが半地下にはガレージを構え、無口なファサードでありながら内部には柔らかな日が差し込むオーナー様のこだわりがぎゅっと詰まったシンプルでミニマムな空間の家が完成しました。


外部からの視線を遮るような外観からアプローチを進むと、正面のリビングポールに掛けられたご主人様の趣味である自転車(PEGGUETT)が出迎え、吹き抜けの天井やスケルトンの階段が空間に広がりをもたせています。

一階玄関を挟んで右手にリビング、左手にスキップフロアで仕切られた機能的なキッチン・ダイニングがあり、その奥には斜めに切り取られたような建物自体が軒の役割をしているデッキテラスが広がる。テラスから吹き抜けを通る風は季節により、時間により時間により表情を変え暮らしを楽しませてくれます。

2階バルコニーのルーバー手摺から室内に採光を取り込みながらもプライベート性や、まだ小さなお子様の安全性にも配慮したものとしました。日中の日差しが作る光と影も家のインテリアの一つとなっています。他にもサニタリーに少し変わった木を使用するなど、面白いデザインを随所に施しました。

夜になると室内から漏れる優しい光がテラスから望めます。ライトアップされた外観は白い外壁が夜の空に溶け込むような幻想的な佇まいです。

今回1階インテリア・家具はYAMAGIWA様にコーディネートしていただきました。北欧家具、フィンランドの巨匠アルヴァ・アアルトによるゼブラ柄のタンクチェアや、ダイニングチェア611が白を基調とするこの家のアクセントになりました。建物とインテリアの調和が暮らしに華を添えています。

設計監理: アイシーエー・アソシエィツ一級建築士事務所(名古屋)  撮影: 加納準

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