休み明けの木曜日はとても忙しく


打合せに現場や新規案件の現地視察などなど

2020.09.03

休み明けの木曜日はとても忙しく

弊社の定休日は毎週水曜日でして、木曜日の休み明けは、いつもより忙しいのが常でして、今日も朝から打合せです。まずは先日依頼をしました瑞穂区「岳見町の家」の納品と、次の模型製作の富山市「安養坊の家」の打合せ。 先日、富山にてオーナー様と打合せをしました新規案件です。

模型を作るにあたり必要な資料は、正確な配置図、平面図、立面図、仕上げ、外構計画、そして材料の色などの情報です。

これが揃わないと模型の製作ができませんので、模型依頼が出来るということは、それなりに計画が固まっているというサインとなります。実際は、色や材料は模型を通してオーナー様とディスカッションをしますので、提案的な要素となる場合もあります。

今回は(今回も?)ダークで重厚な素材と色を組み合わせたicaaの定番のスタイルとなりました。早速、オーナー様にLINEでチラ見せしたところ、「テンションが上がります!」とか「凄い!早く見たいと!」と興奮気味。次回模型をお渡しするのがとても楽しみです。

そして午後一番で向かった現場は、木工事真っ只中の昭和区「川名山町の坂の家」です。今日の打合せ内容は、タイルの割り付けと階段の納まりの確認です。

この建物の階段は、木造で段板だけあるスケルトン階段となり、段板を両サイドのササラ桁で受ける構造となります。ストレート階段なら特に難しいところではありませんが、下部と上部が周り階段となっていて、ササラ桁の受け方などかなりエンジニアリングなテクニックが必要となります。

上手く収まることを確認して次に向かったのが、中区丸の内のとあるところ。先日、電話で相談を受けていた案件の現地調査です。戦前の古い建物をリノベーションするか、いっそうの事、解体をして新築で3階建ての建物を造るかの大事な判断材料を提案するのが出番となった理由です。 

実際、中に入ったところ、とても古いというレベルでは無く、構造体も何もかもボロボロ。存在していること事態が奇跡的とも思えるほどの状況で朽ち果てる直前の廃墟同然。仮にリノベーションするにしても、かなり大規模な工事が予想されますし、コストもそれなりの金額がかかることになりますので、解体をして新築で造る方向のお話をさせて頂きました。

オーナー様もその考えに同感のようで、今後金融機関からの借り入れなどをしっかり動かれてから正式なスタートとなります。ひとまず、敷地資料を不動産会社から取り寄せて、ラフスケッチにてボリュームと総額シミレーションをまとめていきます。

事務所に戻った頃は日も沈み薄暗くなった時間でした。随分と日が落ちるのが早くなりましたね。ようやく今日のデスクワークは今からとなります。