イタリア製レザータイル「Studioart」の魅力


インテリアに服を着せるような新しいアプローチ

2017.03.24

イタリア製レザータイル「Studioart」の魅力

今回のBlogでは、イタリア製レザータイル「Studioart」をご紹介いたします。革製品好きには堪えられないアイテムだと思います。

Studioart社は40年以上にわたって国際的なレザー生産の中心地であるイタリア、ヴィセンツァにおいて常にアバンギャルドな、コンテンポラリーレザーを生産し続けているレザーメーカーです。

レザーのタイル?と不思議なイメージをもたれるかと思いますが、海外のラグジュアリーホテルや住宅の内装や、飛行機や船舶など…意外と知らず知らずに目にしているかも知れません。建築やインテリアに服を着せるようなアプローチで使いラグジュアリーな空間を演出する素材で、今後、日本でもラグジュアリーな空間には必須アイテムになりそうな予感です。

Studioart社はイタリアの伝統と技術に裏付けられた、陶器質や磁器質のタイルとは異なる革新的なデザインは、建築家のナディア・ダッレメーゼ率いる若いデザイナー集団によって常にアップデートをし続けており、職人や建築家、インテリアデザイナーを繋ぎ、レザーによる新たな未来のインテリア空間を提案し続けています。

濃淡のある渋いグラデーションを醸し出す色のバリエーションや数々の貼り分けパターン、10種類のレザー、21通りのタイル形状、フラットとパッドタイプの生み出す立体感や陰影、宝石のようなレザーモザイクなど、それらの組み合わせを自由に楽しむことが出来ますので可能性が広がります。

一般のタイルとは異なり重量も軽く、施工方法も接着工法ですので、寸法通りの下地さえあれば比較的安易に施工できることもメリットがあります。レザー製品の欠点である経年変化による変色や伸縮などが挙げられますが、レザータイルの基盤の精度と品質と日焼けしないエレメントでのチョイスをすれば、特にデリケートに意識せずに使えるんじゃないかと思います。

マスターベッドルームのヘッドボード側の壁面や、エントランスやリビングの飾り棚の奥の壁面などフォーカルポイントとしていいでしょうね。では、メーカーの回し者と言われない程度にこれからもicaaが注目する素材をご紹介していきますのでお楽しみに。笑 じゃあ