名東区「平和が丘の家」現場監理


来月中旬のお引渡しに向けて

2024.03.15

名東区「平和が丘の家」現場監理

残すところ僅かとなりました名東区「平和が丘の家」の現場です。 完成が近づくと現場監理の頻度も増え、各種あらゆる業者で混乱気味となります。

今現在、外構工事のメインである鉄筋コンクリートの外部階段、打放しの塀、アプローチから階段、テラスまで続く磁器質タイル貼りの施工を行っております。

この外部階段が使えないとと大きな資材の搬入が出来ません。何とかオーダーキッチンのパーツ搬入までに通れる程度の完成はしましたので一安心です。来週には薪ストーブ、冷蔵庫(海外製で国産の倍の大きさ)などの重量物を揚げないとなりません。 

外構工事が終われば、引き続き植栽工事と移行する予定ですが、当初の設計意匠的には、͡コの字形状の外部階段の中心に植えるシンボルツリーは、ボリュームのある樹形の綺麗な欅(けやき)を予定しておりましたが、

ガーデニング担当会社と打合せを行うと、この地域ではあまり流通していないのと、植栽後の生育面に心配点があるとの事ですので、違う樹種で検討することになりました。

しかし、人間と同じで、樹一本一本個性がありますので、実際の姿を見なければ判断出来ません。家の顔となる大事な部分ですので、オーナー様と一緒に見に行くことになりました。

内部ではオーダーキッチンの組み立てを行っております。メインキッチンと繋がったデザインのダイニングテーブル、バックキッチンなど、かなりのボリュームとなりますので、キッチンパーツだけで広いLDKが一杯になるほどです。

遥々遠いドイツで製造されたキッチンやキッチン家電品。オーブンはイタリア製などインターナショナルなブランドの製品を、日本人の職人がテキパキと組み上げる様子は、何だか面白く素敵に感じます。

このキッチンが、家の中心的な役割となり、美味しい料理と素敵な空間で楽しい時間を過ごして頂くと思うと、ついつい笑みが零れてしまいます。

まだまだ細かい作業や補修など工事は残っておりますが、最後まで一生懸命監理をしていきたいと思います。