名東区「平和が丘の家」棟上げ


雨の為、一日延期して

2023.11.11

名東区「平和が丘の家」棟上げ

昨日の金曜日に上棟する予定でした名東区「平和が丘の家」。幾度ともなく天気予報を睨みながら判断するタイミングを考えていましたが、全国的に雨の予報の為、まず天気が回復することは無いと判断をし本日に延期しました。

先日のブログでもご紹介させて頂きましたが、オーナー様と設計監理契約を締結させて頂いたのが、2019年の6月の4年以上前です。構造体の変更、面積を小さくするなどのボリュームの見直しなど、再見積り、設計変更と何度も行いました。

ボリュームを小さくすると言いましても、237平米(約72坪)もあり、一般的な分譲住宅の2倍近い大きな邸宅です。コンパクトにしたと言ってもリビング・ダイニング・キッチンで約32帖オーバーの大空間です。

・建て方午前中の現場

この大きな空間に薪ストーブが据えられ、キッチンはドイツで現在製作中のオーダーキッチン。※SieMatic(ジーマティック) キッチン機器も同じくドイツ製。デザイン的な特徴としては、キッチン部分の床を一段落とし、キッチン天板とダイニングテーブルの天端を揃えた作りです。その幅は5m強ありますので大迫力です。

キッチン・ダイニングの天井はフラットとし、リビングの天井は傾斜天井とし変化を齎せています。プライベートルーム以外の床は全て磁器質のイタリア製大判タイルを採用しました。ソファーや椅子などの家具も空間に合わせてコーディネートさせて頂いております。

地下はガレージと倉庫となっており、大きな車が3台駐車が可能な大きさのコンクリート打放しとなっています。構造的に逆梁(梁の下に天井)としているので、梁を出ずスッキリとした天井となっています。

コンクリート打放しも外周部に関しては「杉板」型枠を使った打放しです。既に型枠を外しているので見えますが、綺麗に杉の木目が転写されていて、落ち着いた柔らかい表情となっています。

・杉板型枠のコンクリート打放し

通常よりも大きい住宅ですので、ご紹介をしたいポイントは色々とありますが、今後 何回かに分けてご紹介をさせて頂こうかと思います。今日も現場にて縦の移動、横の移動と沢山歩きました。お引渡しの最後に、依頼をして良かったと言って頂けるよう努めたいと思います。

・リビングからキッチン方面を見る

・道路面より(地下1階+地上2階建)