名東区「平和が丘の家」現場監理


上棟後11日

2023.11.22

名東区「平和が丘の家」現場監理

先週の土曜日に上棟を行いました名東区「平和が丘の家」の現場です。今週初めに金物取付チェックなどを行い、いよいよ大工工事が始まったという感じです。

本日は、地下ガレージのスラブ(床板)の型枠の撤去と、サッシュが搬入されましたので寸法確認、納まりなどの打合せです。

ガレージの天井は逆梁としていますので、天井面は梁の出っ張りの無い、コンクリート打ち放しのフラット天井となります。打ち放しの仕上がりですが、部分的に補修を入れないとならない箇所があり、他の打ち放しの壁面と同様の時期に補修となります。あまり補修を入れると、コンクリート本来の荒々しさ、ダイナミックさが薄れるように感じますので、最低ラインでしたいですが。

・前面道路からの外観

この家は道路からは、ガレージのシャッター以外は全く見えない、とても閉鎖的なファサードデザインとなっていますが、一歩中に入るとまるで別のように、開口部が沢山ある設計になっております。 

外壁の材料は定番でありますSOLIDO(ソリド)とジョリパット、ルーバー材のシンプルな構成ですので、外壁とサッシュの取り合い(納まり)を特に気を付けなければ美しい表情を見せてくれません。

今週末にはオーナー様立ち合いでの電気配置(コンセント及びスイッチ)確認を致します。そして来週には瑕疵担保責任保険会社の中間検査と行政代行機関による基準法検査があります。上棟が終わると、建築設計事務所はとても忙しくなりますが頑張りたいと思います。

・現場に搬入されたサッシュ(防火戸仕様)

・撤去前の型枠