高さの異なるボックスがいくつも連なる形をしている平屋の住宅です。
LDKとタタミの間、寝室に2つに仕切ることができる子供室に水廻りのいわゆる4LDKという間取りでありますが、様々な天井高を持ち、リブミカルに配置されたレイアウトは外観を特徴づけるとともに、平面にも様々な視界の広がりを楽しませんてくれます。
外壁にはガルバリウム鋼板を基本とし、一部を杉板で仕上げ、開口部の配置も適切にズレており、モダンな中にもどこか愛らしい雰囲気も感じることができます。
天井の高いLDKには薪ストーブもあり、その上にはロフトもあるため、冬の愉しみも味わえます。
パリッとした外装と柔らかな内装をあわせ待つ、上にも水平にも伸びやかな平屋の住宅になりました。
設計監理: アイシーエー・アソシエィツ一級建築士事務所(名古屋) 撮影: 加納準