その名前の由来は、江戸時代に建中寺の堀から湧いていた清水が水筒先の方へ流れ、その通路に当たる門前の広場に石の樋が埋められていたことによります。
この敷地のある名古屋市東区筒井はかなり以前より「筒井区画整理事業」による整理中の土地が多く、換地処分が実行されるまで仮に割り当てられる土地となります。とは言え、仮換地と言えども、区画整理組合の境界立会い。76条申請などを経て、正確な敷地として確定した上での建築となります。
用途地域は、近隣商業地域・準防火地域と、住宅を計画する上では大きな妨げとなる法規は特にありません。3階建て住宅となりますので準耐火構造、防火設備などが必須になります。
建築のボリュームとしては、3階建てプラス、屋上に出れるよう塔屋付きの住宅となります。構造としては木造在来工法。長期優良認定住宅ですので、構造等級は3級で計算をしました。