「桜並木の家」とネーミングされたこの家は、オフィス(不動産会社)と玄関のみ共通の分離型の二世帯住宅となります。少し坂のある閑静な住宅地の街路樹は美しい桜並木となっていて、この桜を家から望むことも設計する上でのテーマの一つでした。
1階のフロアー構成は、オフィスと吹き抜けのある大きめの玄関。この玄関ホールを通し、それぞれの居住空間へ導かれます。祖父母の居住空間は、大きなLDKと和室と納戸。そして水回り空間という構成となっています。
2階は、大きなLDK空間と将来的に間仕切りが出来るような構成の17帖の個室と納戸、随所に収納が出来るようなスペースを設け、スッキリとした生活が出来るように致しました。
大きなバルコニーから桜並木を眺めがら、ゆったりとした暮らしをして頂きたいと願っております。
設計監理: アイシーエー・アソシエィツ一級建築士事務所(名古屋) 撮影: 加納準