マドリってさ、

2016.12.06

マドリってさ、

先月の26日から弊社2階のギャラリーで開催中の「マドリ展」。なかなかの反響をいただいておりまして、通りがかりで立ち寄ったかたにはマイホームの夢を膨らましていただいたり、新築検討中の方にはかなり参考にしていただいている方がいるようです。まぁ、アイシーエーに設計依頼いただければこんなに嬉しいことはないのですが、それは置いといて、、今回の企画はただただ間取りを楽しんでもらおうというもの。

僕ら設計士が家を設計していくフローの中で、たぶん一番ワクワクする工程が間取りを考える時。クライアントのご要望を叶えるのは最低限の義務で、僕らは住宅メーカーではないから、そこにワクワクポイントを上手に入れ込んでいくわけです。クライアントが今住んでいる家で不便に感じていることを解決していくわけですが、その解決方法の提案力こそが建築家の腕の見せ所で。。いかんいかん、熱く語ってしまう。。

話を戻してこの「マドリ展」。

よく新聞などと一緒にポストにはいっている住宅販売のチラシ。マドリ載ってますよね。実は弊社スタッフの友人でこのチラシや雑誌に載っているマドリを切り抜いてコレクションしている人がいるらしいのです。僕らは家づくりが仕事で、好きでやっているわけですがから、マドリを考えるのが楽しいのは当たり前ですが、一般の方でも間取りを見ていて楽しいものなんだなと。。

じゃあ、今まで描きに描き貯めたマドリを一挙公開して楽しんでもらおうというわけで、「マドリ展」。

このマドリ展の準備をしていて、100家族100色だなと、改めて実感。マドリを見ているだけで家族構成がわかるのはもちろん、どんな家族が住むのか、手に取るようにわかるんです。アクティブでアウトドア好きの家族、映画好きのご主人がいて、シアタールームがある。きっと休日は子供を遊びに連れてって!と奥様に叱られながら自分の時間をつくっているんだな、とか。子供2人の4人家族なのに子供部屋は8畳が1部屋。きっと子供が独立して家を出たあとの夫婦の生活と時間をしっかり考えている、老後のことまでしっかり考えたんだろうな。とか。

思ったんです。このマドリこそが唯一無二で、その家族を表現している、ある意味アートのようなものなんではないかと。

12月25日まで開催しております。ワクワクが待っております。新築検討中の方、マドリ好きな方、仕事を早退してでも来る価値あり。。たぶん。。