2019.12.24
久しぶりの富山市「造園家の家」に訪問をいたしました。富山に定期的に来ていますが、いつもスケジュール的にタイトな日帰りが多く、中々寄れずにいましたが、約1年ぶりぐらいに訪問をさせて頂きました。
仕事用の小屋や薪ラックも増設され、もうすっかりオーナー様の個性が120%表現された家となり、ライフスタイルをとても楽しんでいる様子が手に取るように感じられました。そして、同じ敷地内のカフェ、トリミングサロンもいい雰囲気となっていました。
家は「住む人」によって、その表情が大きく異なります。竣工した状態をベストとし、あまりモノを置かずに常に新築のオリジナルを大切に暮らすというのも一つの答えです。このオーナー様のように、より暮らしを便利で快適にするよう常に考えて改良して暮らすのも答えです。
どちらの答えが正解とはでなく、住む人が快適で暮らしやすい家であれば、それで良いと設計者である私は思っています。この家が更に進化し、より魅力的な住まいになるよう一歩下がったところから見守りたいと思います。