2020.01.06
お正月休み明けの一発目の打合せは、西尾市のガレージハウス「米津の家」の基本設計打合せです。
平面プラン、外観デザインも決まり、昨年末の打合せ時に宿題としてお出しさせて頂きました「コンセント、弱電レイアウト」の答えもお持ち頂きましたので、次は材料見本や設備機器の確認という流れで進行していきます。
今日は、内外装の大まかな部分の仕様をご提案させていただきました。当初にスケッチパースを描いて出した時は「白」を多く使ったイメージでしたが、オーナー的にはダーク系が好みということで、設計者としても得意な方向性になり、こっそりとほくそ笑んでおります。(笑)
道路からはシャープで閉鎖的な「凛」とした男前のデザイン。しかし中に入ると色々なところから光が差し込み、とても明るい「優しい」空間になります。そのイメージはオーナー様ご夫婦のようだと設計者の私は感じていまして、車好きなご主人は技術者ならではの意味有り気で無さそうで、やっぱり有るみたいなコダワリがあり、外観のイメージはご主人そのもの。いつも笑顔の明るい性格の奥様のイメージは内部空間そのものです。
家って「家族そのもの」だと思っていますので、設計者はそのご夫婦をじっくり観察をして、その思ったイメージをプランニングやデザインをして具現化する作業でもあると思っています。(そればっかりではありませんが)
この家で夫婦が楽しそうに「人馬一体」ならぬ「人家一体」となった姿を見れるように頑張りたいです。また進捗状況はこのブログにて。