小さいからこそ最高の家(Vol.2)

2016.08.26

小さいからこそ最高の家(Vol.2)

小さいからこそ最高の家(Vol.2)

「広いこと=良いこと」という漠然とした家作りのイメージを払拭すべく、筆をとる。ではなく、キーボードをたたく私。他の人よりも少しだけ強くキーボードを私は、「仕事のできるやつ」を演出したいのでありません。まぁ、そんなことはいいんですが、「小さいからこそ最高の家」というタイトルでブログ、というか、コラムというか、を書くのは2回目です。

前回は本当に必要なものだけで暮らすミニマルライフ(Minimal life)とミニマルデザイン(Minimal Design)について少し書きました。一生のうちに何度も建てることが出来ない家作りですが、欲張って機能やモノを盛り込みすぎるのは要注意!っていう話でした。2回目の今回は「本当に気に入ったモノだけで暮らす」というテーマです。

洋服にしても、食器、家具にしても、数少ないもので暮らすということは、モノを大切に長く使うことになるし、ショッピングに行った際も本当に気に入ったものでなければ購入しなくなる。あったら便利、という考え方から、別になくてもなんとかなるじゃん。みたいな考え方に変わっていくんです。すると、値段優先のショッピングではなく、質やデザイン、自分に似合うものなのか、ショッピングの価値観も少しづつ変わってくるわけです。季節の変わり目のセール品を買うことも無くなるだろうし、チラシの赤文字に躍らせれることもない。ひとつのモノに使える金額が増えるので、必然的にインテリアや衣類、日常品の質が上がるだろうし、時間に追われるように片手間でやっていた料理も、食材や調理器具にこだわりがでてくる。
生き方というと大げさかもしれないけれど、全てにおいて贅沢な時間を生むことにつながってくるわけです。

ミニマルライフを心がけることで、自分の価値観が明白に出てくる。それがマイペースで自分らしい生活を送ることにつながってくるんです。それは空間にも同じことが言えるわけで、今一度広さの必要性を考えてみようと思います。それはまた次回。。