横浜の街から思うこと

2016.09.18

横浜の街から思うこと

ここ最近、名古屋〜富山往復の日々に加え名古屋〜横浜間の移動も徐々に増やしつつある佐々木です。数年前までは、毎週のように通っていた横浜なんですが、今のスタイルの富山往復になると夢にも思っていなかったので、改めて横浜の街を歩き見つめ直しています。

どの都心部でも、たった数年で大きな変化を感じる部分と、これまで通りの何も変化の無いって部分を感じますよね。横浜の街も多分に漏れず、変わらない懐かしい風景と新しい風景がミックスした、より魅力的な街に変貌して、いや進化していました。

僕はどちらかと言うと、新しいモノに対して受け入れる気持ちが少なく、古いモノを愛する気持ちが常に何十倍も上回り、その気持ちを整理しながら生きているようなところもあり、仕事は当然の事として、車やオーディオ、音楽、料理にファッション…新しいシステムとか最新のとかのキーワードが出る度に思っています。

何をそんなに便利さを求め、新しい製品を出すんだよ。これまでのモノで充分だし、まだ出たばっかりじゃないか。古いモノを大事にする精神を逆なでするような経済中心の生産主義なんかクソ食らえと。

少し表現が下品になってしまいすみません。(笑) 僕の中では最新の14歳のレンジローバーに、23歳になった頗る元気なアルファロメオが移動中の楽しさを与えてくれ、35年間美しい音を奏でるマランツのオーディオに耳を傾け涙を流す。高校生の時に買ったボロボロの自分の肌の一部のようなLee ridersは死ぬまで一緒なんだろうと。

どの時代を切り取っても同じ事が言え、それが永遠に繰り返されるだけなんだけど、古くても素晴らしいモノをちゃんと後世に残し、新しいモノも後世に残るような考えで世の中に誕生させて欲しい。

だけど、一番切に願うことは、自分のまわりのモノは大切に長く使って欲しいという事。このブログは僕の古いiPhone でタイプしてますが、僕と同じように燃えるぐらい熱くなってます。笑