長野プレゼンテーション


長野 飯綱高原のサマーハウス(別荘)

2016.10.04

長野プレゼンテーション

新たなプロジェクトのご提案に長野まで行ってきました。名古屋から中央道、長野道を抜け約275km、所要時間は3時間ちょっとの距離。僕にとっては短い方になるので気分も楽です。日曜日に移動をしたこともあってか、秋の岐阜、長野は観光客に人気スポットなので、サービスエリアは人・人・人…ごった返していました。

そんな中、ひとつの出会いが。実は僕は怖がられているようなキャラに見られがちなんですが、サービスエリアで老若男女問わず、知らない人から声を掛けられます。毎回と言っても過言では無いぐらい。僕から声を掛けられるオーラを出しているのか、魅力的に映るのかは置いておいて意外とそうなんです。笑

今回は54歳の男性と知り合いました。約1時間も車や(フェラーリに乗られていた)家族、別荘、ライフスタイルなど…楽しい時間を過ごしました。今度、彼の別荘に遊びに行きマニアックな話の続きをしようと思います。そんないつもの珍道中で始まった長野出張ですが、この出会いが偶然なのか必然なのかはわかりませんが、これからご提案するクライアントは歯科医師で車やバイクが大好きなエンスーな方。この出会った方も歯科医師で車やバイクを大好きなエンスーな方…見事に一緒で嫌になります。

さてさて、いつも通りの脱線だらけの話になりそうなので、今回のブログのメインであるプレゼンテーションの話に戻しますね。

今回の長野の計画は「サマーハウス」です。ご存知のように長野は積雪が多く冬の別荘はあまり利用しないので、冬以外限定利用の別荘の計画となりました。

テーマは現代風のスッキリとしたモダンな雰囲気…と全く逆の、時代としては1970年代あたりの素材感、存在感、やや重いずっしりとした空間構成を意識しながらも、それぞれの素材やパーツの取り付け(納まり)はシャープに凛とした緊張感を感じるような、そんなテーマを勝手に頭に思い浮かべながらまとめてきました。そうです大好きなヴィンテージ&ラグジュアリーです。

サービスエリアで食べた「わさび焼肉丼」わさび多過ぎだよね

打合せ時の様子

プランはもとより、それぞれの素材、色、石の種類や照明計画まで、僕が住むんじゃないかと思われるぐらいのイメージを持って、一枚一枚考えながら描いたスケッチと、イメージしやすいようにと、海外の写真を眺めながら提案させて頂いた内容でした。

この場所から見える風景、流れる風、差し込む光…実はこの敷地にはまだ2回しか足を運んでいませんが、長い時間敷地を歩き、それぞれの場所から写した写真を徹底的に頭に入れて計画をしたので、逆に現地に何度も行っている人よりも正確であると自分ではそう思っています。というぐらいの、かなりの自信家です。笑

さて、提案させて頂いた反応ですが、それは設計者としては嬉しくなるぐらいのものでしたが、サマーハウス限定住宅としては、さすがに盛り込みすぎたので面積が70坪近くなり、若干予算オーバー気味となり急遽プラン変更案を即興で描く事に。

素材などの単価を落とせば何とかなりそうでしたが、それでは内外装のクオリティーが落ちる。それは設計者の僕もクライアントも面白くない。ということは面積を縮小することしか無いので、思い切って20坪近いダイエットを現設計のイメージを崩さずにしました。(これから清書しますが)

年内に基本設計を終え、来年の2月には実施設計を終えて雪が解ける春に着工する「飯綱高原の家」 この家で過ごす時間がクライアント家族にとって「最高の人生だよな…」と感じてもらえるように一生懸命頑張りたいですね。

名古屋、千葉、長野、富山…移動移動の生活に拍車がかかりますが、それぞれの場所での出会いや感動も沢山あるはず。自分の人生は最高でしたと笑顔で終えるように自分らしくやるのみです。じゃあ