Poltrona Frau のヴィンテージソファ


イタリアの古いソファの魅力

2017.01.14

Poltrona Frau のヴィンテージソファ

ポルトロナフラウ / Poltrona Frau のヴィンテージソファを手にして…(上の写真ではありません)

どうも佐々木です。いつもBlogをご覧頂きありがとうございます。今日は建築でも車でも炎でも無く、家具について書きますので最後までお付合いよろしくお願いします。さて、名古屋本社のnu bldg.の2階にイタリアが誇るスーパーブランドの「TECHNOGYM」のパートナーショールームとパーソナルジムの「Fit-Vita」がオープンするという話は前回のBlogで話ましたので、その流れの内容になります。

今回の改装に合わせて元々あった家具を全て処分し、新しい空間に相応しい家具に入れ替えようとオークションという方法で売却を試みました。その結果、ほぼ売却。しかも予定していた金額よりも高く売却できました。

売却した家具はハーマンミラー社のイームズの椅子やテーブル、あとはKnoll社の椅子など…すべてリプロダクトでは無く本物であり、色やデザインの希少性などで、ある意味プレミア的な要素が付いていたのが早期に高く売却できたんじゃないかと分析しています。

しかし、オークションサイトを見ていると、売る目的だったにもかかわらず、ついつい欲しいブランドやデザイナーを検索してしまいますね。と言うことで、昔から憧れの家具ブランドであった「ポルトロナフラウ」と検索してしまい、1972製のティト・アニョーリ / TITO AGNOLIがデザインした名作を落札してしまいました。

(※TITO AGNOLI/1931年ペルーのリマ生まれ。イタリアに移住後、バウハウスの影響と機能美を感じさせる椅子や家具作品を発表し続け、イタリアを代表するデザイナーとして活躍)

ご存知、ポルトロナフラウはイタリア北部の都市トリノにて、創業者のレンツォ・フラウにより設立された高級家具ブランドです。

●ティト・アニョーリ

この会社の親会社はでスーパーカーの「フェラーリ」。それもあって マセラッティやフェラーリ、ランチャなど高級車の内装を手掛けたり、世界各国の劇場やホール、高級ブランドショップの 内装、豪華客船のインテリアなどを手掛け、世界的に高い評価を得ているスーパーブランドです。ちなみに、このポルトロナフラウよりも多分有名だと思いますが(日本では)イタリアの高級家具メーカーであるカッシーナ(Cassina)やカッペリーニなどを傘下におさめるグループ企業体でもあります。

このポルトロナフラウの家具の最大限の魅力は、何と言っても、高い技術を有した熟練職人が「ペレ・フラウ」と呼ばれる高品質な革。しっとりとした絶妙な質感は、他の革では味わうことのできない素材ですが、それを贅沢にもふんだんに使用して作るソファだと断言してしまいます。

ひょんなご縁でnu bldg.の2階のnu salonにどんと鎮座することになった古い大きなソファですが、製造されてから44年を経過しているのもかかわらず、革の滑らかさやベースの崩れもまったく無く、品質の高さに驚くばかりです。と言っても言葉ではなかなか伝わらないと思いますので、44年経った「世界の一流品」をご体験に遊びにいらしてください。

ちなみに、このnu salonでは毎月色々なイベントを企画しております。近々ですと今月の20日に開催する「Fit-Vita 完成お披露目会&パーティ」です。来月の10日は一夜限りのRestaurant Bar「Bar Typhoon」を企画したりと盛り沢山です。是非、その際にどうぞ座ってくださいね。そして感想をお聞かせくださいませ。

では、最後までお読み頂きましてどうもありがとうございました。じゃあ 

●nu salonにやってきた同モデル