C'etait un rendezvous


巨匠クロード・ルルーシュ監督を愉しむ

2017.03.19

C'etait un rendezvous

フランス映画や車好きの方ならご存知の方も多いかと思いますが、今回のBlogは1966年に製作された、巨匠クロード・ルルーシュ監督が手掛けた幻の短編映画「C'etait un rendezvous」を紹介いたします。

クロード・ルルーシュ監督と言えば「愛」をテーマにした作品を多く作られ、特に有名なのは「男と女」Un homme et une femmeや「愛と哀しみのボレロ」Les Uns et les Autresですが、彼の作品に一貫して言えることは、とても映像が魅力的で、内容的にはとても意味深く、一回観ただけではわからないという難しさでしょうか。

そんな彼の難しい作品の中では、極端に短く、また台詞も無いこの映画は、国籍年齢老若男女問わず誰でもわかる内容となっており、何十回と観ても飽きずに今でも時折思い出しては観ています。

この時代も多分そうだったかと思いますが、今では全く考えられない撮影(無許可・事前通達一切なし)で早朝のパリの街並をFerrari 275GTBでただただひたすらに疾走する。

・走行したパリの街中のコース

観るとわかりますが、怖くなるぐらいの信号無視や衝突ギリギリのハンドルさばきで愛する彼女が待つ場所に向かう…そんな、たった8分間のスリルに溢れた痺れる映画です。

この短編映画は、前述した「男と女」のイメージ予告版とも言われており、この作品を見てから「男と女」をご覧いただくと良いのかと思います。ちなみに、この映画でFerrari 275GTBを運転するのは、1955年にモナコGPで優勝したF1ドライバーのモーリス・トランティニアン。監督もドライバーも暴走しすぎですね。皆様は決して真似をしないでくださいね。(笑)しかし、何度観てもどう考えてもクロード・ルルーシュ監督の鬼才&奇才を感じずにいられません…

そこで、これから企画をしようと考えていますが、例えば「クロード・ルルーシュ監督の世界」とか題して、nu salonにてワインと食事をしながら上映会とか…如何でしょうか?古いフランス映画のシーンから学ぶ「生活スタイルや空間」なども併せて勉強をするという口実で。笑