相変わらず移動移動ばかりの勤務状況ですが、今回も例に漏れず長旅の出張に行ってきました。(既に数日後にはまたありますが…)
愛車のRANRE ROVERは今年車検を受け、悪いところは全て直しきった筈です。ですのでかなり絶好調で安心です。
さて、まず朝一のミッションは、名古屋市名東区にて先日上棟を終えたN様邸の現場(仮称)「若葉台の家」の様子を眺めにいってきました。割と狭小の敷地ですので、この家は3階建てとなります。
正面の玄関を開くと大きな吹抜け的な位置に、上部に対して稲妻のように鋭くデザインされたスケルトンの鉄階段。とてもシャープで縦の空間を結ぶ重要な枠割りと存在感を既に発散しておりました。完成すると渋くてエッジの効いた建物になると思いますのでご期待ください。
そして次に向かったのが、6月初旬に着工を予定する長野市の「飯綱山の家」のオーナー様のところです。基本設計案がほぼ決まってきたので、地元の施工会社に概算の見積り依頼と打合せにきました。
太平洋に面する温暖な中部エリアの僕の感覚では考えられないほどの、冬の厳しさの話しを聞き、少し見直しも必要と感じるぐらいでした。例えば、屋根の解けた雪からなる氷柱も屋根から地上まで到達する勢いで、そればかりか屋根の雪から外壁、地面にかけて雪(もう氷ですよね)が一体となるような事もあるとかで身震いしてきました。笑
そして次に向かったのは、千葉県の船橋市の現場です。と言っても定例会議は翌日ですので、そう急ぐわけではありません。
なるべく翌日の朝の移動を少なくしたいとの思いで、長野から東に高速道路を飛ばしてやってきたのが群馬県前橋市。途中、誘惑に負けて軽井沢で高速を降りようとしてしまいそうでしたが我慢しました。笑
僕としては「前橋」は中々ご縁の無い場所で、通過すらした事がない街です。(高速道路からも離れているので)折角来たので、なんか前橋を感じるところに行きたいとは思いましたが、なんせ真冬に戻ったような気温の低さと風に負け大人しく狭いホテルの部屋で過ごしておりました。
翌朝、群馬を出てスムーズに船橋の現場入り。5月末の完成に向けて現場では各種職人が黙々と緊張感を漂わせながら作業をしている中、仕上げ工事に入る前のチェックや納まりなどの打合せを致しました。
例えば、外壁に張るブリックタイルのパターンを並べて確認をしたり、設備機器などの取り合いと下地位置の確認、カーテン屋と仕上げの色を見較べながら生地を選んだりとか…結局、現場入りしたのが午前10時半。現場を離れたのが4時を過ぎていましたので、5時間半も打合せをしていたことになります。
これから仕上げ、つまり非常に大事な工事に入りますので確認に次ぐ確認と、慎重かつスピーディーに現場との連帯を高めてやっていきたいですね。
という事で、2日間で約1,000kmを走破してきましたが、まだまだ体力に余裕がありましたので、途中の静岡県沼津あたりで最近はまっている一眼レフの練習がてら夜景などを撮影して深夜に名古屋に戻ってきました。
仕事とは言え、こうやって色々な各地に行ける幸せを感じながらゆっくり寝させていただきました。じゃあ