先週の定例会議の議題箇所を現場にて確認をしたり、これから始まる部分の工事の打合せなど…気がつけば4時間。
今回の現場の見どころは、外壁のガルバリウム鋼板の仕上り具合のチェックと、ファサード面に大胆にチョイスした煉瓦張りのグラデーション具合の確認です。
僕の設計案件では多く使う煉瓦ですが、いつもよく使うのは100年前ぐらいに古い建物を解体した時に出た煉瓦を張り易いようにスライスした製品が多いのですが、今回は人通りの多い駅近という事と、鉄骨3階建てであるが故に震度によるモーメントなどを考慮し、セメント系のヴィンテージスライス煉瓦を使いました。
セメント系煉瓦のメリットは単位重量が軽いので外壁に負担を掛けず剥離しにくい点でしょうか。逆にデメリットとしては、本物と比較して風合いや色加減がワザとらしい部分もあることですね。