瑞穂区「松栄町の家」現場より


完成まで残し少しとなりました。

2019.06.29

瑞穂区「松栄町の家」現場より

名古屋市内の屈指の住宅地に計画された「松栄町の家」

法規的に非常に厳しいこのエリアで、いかに快適で無駄の少ない合理的な設計とすることが出来るのか、そんなテーマで計画をスタートしました。

建蔽率は許容範囲MAX、軒の高さ、建築物の高さもMAX。敷地に対して定められた植栽率の30%もギリギリと、全ての法律をクリアーした上での計画となりましたが、そんな気配を感じさせないような間取りを意識して考えました。

玄関ホールは独立したホールにすることも出来れば、全開の建具を開け放すと、LDK空間の一部となり大きな空間となるようにしました。地下は鉄筋コンクリート造となっており、静寂で落ち着いた空間の用途になるように、和室、書斎、水回りを配置し、2階はLDKのみ。3階は3部屋の個室を設けました。

これから、外構工事、植栽工事と進んでまいります。この工事中の写真とは異なり、緑に包まれた建物となるでしょう。完成まであと残り僅かです。気を緩めずにしっかりと監理してまいります。

↑玄関からホールを見る(左がダイニング&キッチン、右がリビング)

↑リビング(タイル面の上下に造作収納キャビネットが据えられる)

↑オーダーキッチン(天井は栂材、グレーの壁はポーターズペイント)