薪ストーブのショールームにお客様といっしょに


この暑さの中、薪ストーブを選びに

2020.08.20

薪ストーブのショールームにお客様といっしょに

現在、施工中の昭和区「川名山町の坂の家」のご主人と、薪ストーブをセレクトしに、METOS名古屋ショールームに伺いました。施工を担当する会社の担当者から機種の説明や取り扱い方、楽しみ方など、とても充実した内容のお話をして頂きました。

ご主人も薪ストーブを新築する建物に導入するのを、とても楽しみになさっていて、早くも薪ストーブでどんな料理を作るかとか話が盛り上がりました。建物の完成は丁度、これから寒くなる時期かなって頃ですので、タイミング的にもバッチリです。 

選ばれた機種は、弊社の横浜スタジオに設置していたものと同じの、「炎がつくり出す暖かさ以外に幸福を与えてくれるものはない」というコンセプトを謳うオーストラリア発の薪ストーブメー力一「ネクター」です。

1977年にPeter Cannonによって設立されたネクター社の製品は、ヨーロッパでべストセラー商品を生み続けているワンダーファイア社との提携により生まれました。

かつては、森林に覆われていたオーストラリア大陸。アングロサクソンの入植により多くの森林が伐採され、家畜のための牧草地や入植が進むにつれ開墾されていきました。いまでは当時の8%の森林が残るのみとなっています。オーストラリアにそびえるユーカリの森林は、その中で生き残った世界で最も高い顕花植物、広葉樹として有名です。

堅く、火力が強く、長時間燃え続ける良質な薪となるユーカリは、オーストラリアの薪ストーブの発展に大きく関わってきました。アメリカやヨーロッパでのソフトウッドを中心に燃やす薪ストーブとは一線を画し、ユーカリを中心としたハードウッドの火力に耐えうる丈夫な薪ストーブの開発に取り組みました。大型なものから小型でも高い出力であることがネクター薪ストーブの特徴で、厚い鉄板で作られたシャープなフォルムは、炎をきわ立たせ、安らかな暖かさを与えてくれます。

30年以上続く、昔気質のクラフトマンシップはいまでも健在で、最新のテクノロジーが見事に融合した薪ストーブになっています。

ネクター薪ストーブ最大の特徴は、小型ながら強力な火力。屋内の空気が薪ストーブ本体内部でダイナミックに対流し自然な暖気入れ替えが可能で、熱効率が高い薪ストーブです。そのため、暖まりにくく設置が難しいと考えられる空間においてもオススメです。また、炎を感じながら薪ストーブ料理を楽しむことも可能。さらに和洋いずれにも調和するシンプルなデザインを持つなど、まさに冬が待ち遠しくなる薪ストーブです。尚、灰受けが無いのも特徴です。

シンプルな構造だけに扱う人間の個性により、炎の表現方法も様々に対応する素晴らしい機種を選ばれました。とても嬉しいです。

※写真はすべて弊社の横浜スタジオより(現在閉鎖)