名東区「平和が丘の家」基本設計打合せ 外観編


大雨警報が発令した中での打合せ

2020.10.10

名東区「平和が丘の家」基本設計打合せ 外観編

本日の打合せは平面プランがほぼ決まり、いよいよ外観デザインの打合せに移行しました名東区「平和が丘の家」のN様との打合せです。平面図を重視で打合せが進み、外観のデザインについては、以前にスケッチ程度でしかお見せしていませんでしたので、今日が立体として初めてのご提案となります。

地下1層の上に木造在来工法の2階建てを乗せた3層構造の規模の大きな住宅です。インナーガレージには車3台の駐車場。1階はテラスや林のような植栽ゾーンのある大きなLDK。リビングはピットリビング(床を掘り下げてソファーにする)、ダイニングとキッチンは一体となった特注のオーダーキッチン。

大きいのは平面だけではありません。上部には吹抜けがあり、隣の建物と割と近いのですが、距離と取り、目線を合わせない開口計画としたサッシュからは穏やかな陽光が降り注ぐでしょう。

設備としては、ここ最近増えた「全館空調システム」で家中どこに居ても快適な空調管理された空間となり、この家のように大きな空間、吹抜けのある家にはもってこいのシステムです。

外観の素材は、セメント系の硬質な素材で、白華現状(表面が白くなる現象)をあえて意図的にデザインされた素材です。色は錆鉄をチョイスしました。

また端部の板金処理は、定番のM型ガルバリウム鋼板の曲げ加工とし、エッジを利かせた納まりとしています。

今日のところは外観デザイン&素材のみの打合せでしたが、この外観のイメージが内部の素材にも反映されることになりますので、とても大事な場面ですので、感想やリクエストは持ち越しとさせて頂きました。

次回の打合せは、途中となっていたオーダーキッチン打合せの再開です。場所を移し、静岡市のフロートダイドコーロにお邪魔して実物を確認して頂こうと思います。キッチンは家の中心であり、とても大切な部分です。キッチンのレイアウトなどにより、開口部や他の部屋との関係(動線)が変わることもあります。

しっかり内容を確認して頂き、納得のキッチンデザインにしたいと思います。また次回の打合せについても、このブログにてご覧頂こうと思いますので、どうぞお楽しみに。