今日は2021年11月11日。1が 5個も並ぶとなんだか気持ちがいいですね。
午前中はこれから施工請負契約を向かえる「SOLIDの家」の工務店を交えての打合せを行い、終わると同時に向かったのは長久手市「五合池の家」です。
この家は以前にも紹介しましたが、建築の基礎と擁壁を兼ねたボリュームのある基礎工事となります。今日は、これから擁壁部分の立ち上がりコンクリートを打設する現場の配筋チェックに来ました。
なかなかの高さとボリュームがあり、建物が出来ると、かなり迫力のある家となるでしょう。
通常、基礎は墨出しの捨てコンクリート、ベースとなる部分のコンクリート、立ち上がりのコンクリートを何回もの工程でコンクリートを打設しますが、この家はその倍の工程でコンクリートを打設ことになりますので、固まっては配筋の繰り返しとなりますので、当然通常より時間が掛かります。
また雨天は作業のできない工程となりますので、基礎工事の遅れが全体の工期に大きく影響することになるのと、工務店曰く、基礎工事会社が異常なほど忙しく、段取りがつきにくいという状況のようです。
そして、この現場から車で10分足らずの長久手市「岩作の家」に移動しました。今日から基礎工事の開始です。
まず基礎伏図に従い基礎の入る部分の土をレベルに合わせて空堀をし突き固めます。 この建物は敷地の形状に合わせて斜め壁が多く、また規則正しい寸法では無くかなり細かい寸法の角度なので、シビアに寸法をあたらないと、この基礎の上に乗る木造の建物と合致してきません。
境界との離れ寸法や建物の基準となる位置などを確認をしてきました。明日は、捨てコンクリートを打設し、墨出しの準備をする工程です。約1週間ほどの工事期間となります。
基礎が始まる=現場がスタートをするということになります。icaaでは現在工事中の現場が、この長久手の2件を含めて9件あり、設計中の案件が2件、施工請負契約前の案件が1件とかなり設計と現場が立て込んでいます。年内にはお引渡しをされる案件が5件ありますので、年内はこの忙しさが続くと思いますが、何とか乗り越えたいと思います。
明日は、富山県射水市「Casa diagonale」の建物お引渡しです。(外構と植栽はまだ)出来れば一泊をしてゆっくりしたい遠方の出張ですが、スケジュール的に無理なので往復約500km日帰りとなります。頼むから週に1日は休みを取らせてもらいたいところです。