ここ最近「別荘」の話題が増えているような…


日常の設計活動から脱却する瞬間

2022.09.10

ここ最近「別荘」の話題が増えているような…

機会がある毎に、別荘に関するブログを上げていることもあってか、別荘について色々と聞かれたり、相談に乗ったりする機会は多いのですが、ここ最近は特に多いような気がします。

その内容は様々ですが、一番目のスタートの話題が「どこがいいか?」という悩みでしょうか。 

別荘なので、駅近とか生活の利便性、学区などあまり関係無いだけに、選択肢が広がり過ぎて絞れきれないが故の悩みでしょう。

私が「どこがいいか?」という問いに対して、いつも感じてるのが、自宅から別荘まで向かう道中が「ワクワク」する気持ちかあるかどうかです。

これが実に大事な要素で、別荘を所有して利用頻度に大きく関わるポイントでもあります。例えば、ドライブで気持ちの良い方角とか地域ってありませんか?その感覚です。

私の場合は、名古屋を起点として、太陽の方向である南方面が好きでして、とても高揚感を感じる明るい気持ちになったりします。つまり、知多半島や三重方面に向かうドライブが大好きです。

東や西、北は嫌なのかという点ですが、決して嫌いではなく、あくまで高揚感を感じるか否かの問題です。東や北は仕事でよく向かうルート(東名高速や東海北陸道)なので、別荘に向かう方角としてはやや抵抗感があります。

別荘を持ちたいと考えていらっしゃる方なら、「海」「湖」「森」のどれが好みなのかは既にお決めになられてはいると思いますが、それぞれに対して深く掘り下げて考えなければなりません。

仮に「海」が見えて「南」方角が良いとなると、距離的に近いところですと知多半島ですし、少し走らせても道中が楽しいからいいやという方なら三重県の志摩、南伊勢も選択肢になります。一言で「海」と言っても様々でして、海が見える高台、海に降りれる土地、船が停泊できる筏がある土地など、自分にとって別荘での暮らし方をイメージして決める必要があります。 

別荘を持ちたい方に意見を伺うと、あれもこれもしたいと都会の人ならではの欲望が渦を巻いたような話もありますが、実際には別荘では多くのことは出来ません。いや、あまりして欲しくないという考えもあります。なんせ別荘ですから。

情報が渦巻く都会での生活から少しエスケープして過ごす場所だからこそ楽しめることは沢山あるあります。頭の中で考えていることとのギャップは多く、結果的に良い意味での裏切られた感覚を味わう事も一つの楽しみです。

その町が好きで、その町の風景も好きで、その町に住む人も好きであれば、その場所を選んで「正解」でしたという答えが出ます。この答えは別荘を所有して初めてわかる事ではなく、その場所に行った瞬間感じることだと思っています。

価格、大きさ、風景も大事な要素ではありますが、「気」を感じれるか、第六感で感じてお選びください。(笑)

別荘の話をすると、とても話題が広がり収集がつかなくなるほどですが、それだけ心がワクワクとし、夢と期待が大きい世界だと思っております。別荘について電話やメールなどを頂いておりますが、別荘に対して夢をお持ちの方は遠慮なく申し付けください。時間があれば対応させていただきます。(写真は全て「志摩迫子の家」より)