名東区「平和が丘の家」お引渡し前日

建築工事、外構工事、植栽工事と引渡しに向けて工事を終え、本日最終チェックなどを行い、いよいよ明日オーナー様にお引き渡しです。

オーナー様が初めて弊社にお越し頂き、設計監理契約の締結をさせて頂いたのが、平成元年（2019年）6月ですので、契約前からのご相談の時期を含めると、かれこれ5年以上ののお付き合いになります。

当初は住んでいらっしゃる家のリノベーションのご相談から始まりました。しかし、新築と違いリノベーションとなると理想の暮らしには程遠い内容となってしまいます。

・玄関までのメイン外部階段

理想の住まいがつくれそうな土地を探し、ざくっと建物を計画し、概算見積りを取り、金融機関に打診をしながら進めていきましたが、高いハードルを乗り越えるシーンが多々あり、気が付けば3年以上経過という長期に亘たる設計期間でありました。

一件の建物でありながら、2件分ぐらいのスケッチや図面、資料でデスクが溢れかえっていたのが、今では懐かしく感じます。

平面プランやボリュームなどは変化していきましたが、当初よりヴィンテージ感を感じるラグジュアリーな空間の構想は一切変わりませんでした。

そのテーマに従い、ひとつひとつチョイスしながらまとめていきました。

・約5.2Mもあるキッチンとダイニングテーブルの一体製品

こだわりのポイントは随所にあり、このブログで紹介するには多すぎますので、完成写真撮影後のアップロードにて記したいと思います。

明日は引渡しではありますが、実はまだ残っている工事が少しあります。外構の一部と植栽です。

シンボルツリーの大きな「桂」は植えましたが、これ以外に大きな植栽スペースが二か所あり、これに関しては住みながら答えを出していく方向性となりましたので、楽しみが先になりました。今月末には完成写真の撮影が出来る予定ですので、どうぞ楽しみになさってくださいませ。

・シンボルツリーの桂

・玄関ホールのポーターズペイント

・ゆったりとした階段

最終チェックと二組の内覧会