素材選び(ショールームご案内)

2016.08.18

素材選び(ショールームご案内)

今日からお盆休みが明け、いつもの業務に戻り初日から慌しくバタバタと走りまくる一日ですが、今日は、10月ぐらいに着工予定のクライアントと素材選びの一日でした。

イメージがし易いように10枚ほどの色を付けていないスケッチ(ここがミソ)を片手に、クライアントと弊社コーディネーターと一緒にショールームに。僕は戻られてからの打合せ資料の準備の為にオフィスで待機。

事務所を出て4時間近くなって戻ってきて開口一番「佐々木さん訳がわからないです~」と。ショールームで色々な素材やテクスチャー、色を見すぎると、最初に見たものや後から見たものや、組み合わせた内容などがゴチャゴチャになってしまい、最終的には混乱して戻ってくる方が多いようです。結果的には、いつものように佐々木セレクトのお任せとなるようですので、これにて成功するコーディネートの一歩を踏み出していただいたようです。笑

ということで今日のミッションは大成功。「訳がわからない~」と仰っていたクライアントですが、セレクトして提案している際の顔の表情や好みはしっかりコーディネーターが抑え、コーディネーターと僕の中では「こうしよう」という共通の認識を持つことが出来たからです。

この家は、いつにも増して多くのタイルを採用します。(佐々木設計の多くがそうですが) アプローチから玄関、廊下までが一種類。LDKと大きなテラスが二種類目。子供部屋に隣接するテラス、パウダールーム&浴槽、キッチンなどなど…合計5箇所にて床や壁に採用するので、決める数は8種類という嬉しくなるタイルコーディネートです。

このタイル以外にもフローリング部分でヘリンボーン張りなど凝った仕上げも多いので、職人泣かせの難しい現場になると冷笑しております。住宅の内装はとても大事です。せっかくの間取り、デザイン、機能性であったとしても、そこに相応しくない内装をチョイスすると、まるで別空間。やはり一番は、お客様から好みを引き出して、設計者が決めるのが間違いないと自信を持ってお話しました。じゃあ