2016.11.04
「どうして、icaさんは、炎のある暮らしを提案しているんですか?」
なんてよく質問をされます。「単純に火遊びが好きなんでしょうね~」なんて軽く冗談で返答することが多いのですが、実際、どうしてなのか、言葉で説明するのはとっても難しいですね。確かに私たちの設計する建物には、薪ストーブや薪暖炉、エタノール暖炉などの採用されたものが多いのも事実です。
意味もなく魅了されてしまうのが炎であって、その意味を考える必要もなくなってしまうのも炎であったりするような気がします。ずっとずっと昔から体に染みついたところにある安心感としか言いようがないですね。
炎が、さりげなく、けれども中心的な存在で、温かさと明るさを私たちに与えてくれる…こんなひと時ほど贅沢を感じるときはないでしょう。バカでかいテレビの中で過ごし時間とは桁が違うほどの心に豊かさを感じさせてくれます。
日々秋の深まりを感じ、冬の訪れを予感させられますが、皆様にも、温かみのあるゆったりとした時の流れの中、暮らしていただきたいものです。
あっ、ちなみに、12月11日の日曜日、キャンドル作りのワークショップの2回目を開催することになりました。小さな小さな炎の揺らぎ。ご興味のある方は、要チェックです。詳しくはしばらくしたら、発表されると思います。