横浜で過ごす晩秋(Spaghetti Napolitaine)

2016.11.07

横浜で過ごす晩秋(Spaghetti Napolitaine)

Spaghetti Napolitaine。日本語で発音すると「スパゲチ ナポリテーイン」 おいおい…どんな読み方をしてるんだと突っ込まないで欲しい。それには訳がある。

今でこそ喫茶店でも定番となったナポリタンスパゲティだが、その起源は古くて昭和9年1月の横浜ニューグランドホテルのメニューに掲載されており、日本で始めてナポリタンが提供されたらしい。

つまり、ナポリタンスパゲティは横浜ニューグランドホテルの第2代総料理長であった入江茂忠が戦後考案した日本発の料理なんです。

そのメニューに書かれていたカタカナが「スパゲチ ナポリテーイン」という事なんだ。

ちなみに、みんなが好きなドリアも同じく横浜ニューグランドホテルの初代総料理長、サリー・ワイルが創作した料理。という事で横浜ニューグランドホテルの凄さがわかったよね。笑

そんな大好きな横浜ニューグランドホテルで昔を風景や様子を想像しながら、クラッシックホテルの中を徘徊し、古くても尚、輝きを増し続ける建築を見て、新しいものを追い求めた今の建築を尻目に過ごした晩秋のひと時でした。(ちなみに旅行じゃなく出張ですので)皆さまご機嫌よう!