朝の森の散歩


自然を無理せず暮らしに取り込む工夫

2016.12.17

朝の森の散歩

朝晩めっきり寒くなりましたね。そんな寒い朝の6時に起床してギブリと森に散歩に行くのが楽しみな日々を過ごしています。

まだ陽が上がっていない薄暗い森に入り歩くこと20分。この森で一番高くて見晴らしの良い、とっておきの丘から上がってくる朝日を待機し、今日はどんな色の朝日なのか凄くワクワクしながら待つ少しの時間が素晴らしい時間で、それを味わう為に早く起きて森に入ると言っても過言では無さそうです。

散歩ではアップダウンの激しい森を、自分の体力に挑戦しながら駆け巡る。口からは真っ白な息、震える脚の筋肉… この感覚が何とも言えないぐらいに、いい感じなんだよね。

雨が降った後にしか現れないと言われている「お玉ヶ池」(実際はいつも池はある)丁度、僕達の散歩コースの中間に位置する。その池の横に倒れた大木をベンチ代わりに座り息を整え深呼吸をし、今日一日の予定をチェックし、今取りかかっているプランやデザインを何となく頭の中で整理して再び森の中に入る。

こういう生活を日常的にしていると、お客様に提案するプランもどことなく別荘ライフ的であり、細かい事を気にしない大らかな暮らしのようだと、お客様から言われるのがとても嬉しく、どんどん拍車がかかった内容になってしまうのがたまにキズ。笑

暮らしに必要なものは機能的で便利な家電品やメーカーの製品だけではありません。窓から見える緑、降り注ぐ陽光、優しい風、揺れる炎…自然を無理せずに暮らしに取り込む工夫そのものが、暮らしやすい住まいなんでしょうね。

さて、明日は朝日の見える丘でどんなドラマチックな太陽を見えるのでしょうか。楽しみです。じゃあ