「別荘に暮らす」大事なポイント


理想の場所に空間を持った。しかし距離は?

2017.03.08

「別荘に暮らす」大事なポイント

一歩一歩、春の足音が聞こえる季節となりましたが、それと同時に気分も何となくウキウキ、ワクワクとされていらっしゃる方も多いのでは。春の訪れはそんな気分ですよね。

さて、今回のblogは「別荘」について自分の体験談をベースに、理想とする別荘までの距離について書かせて頂きます。どうぞ最後までお付き合い下さいませ。

私の別荘は、メインの拠点である名古屋から距離として270km、時間的にいうと、約4時間のところにある標高1,000メートルの伊豆市天城山にあります。

伊豆半島の丁度真ん中に位置するこの場所は、修善寺方面の西に降りれば駿河湾。熱海方面の東に降りれば相模湾。別荘地としては理想の場所だと、購入をした10年前は、所有をした喜びと名古屋では決して味わえない自然豊かなロケーション、豊富な食材、富士山を眺めながら入る温泉風呂。しかし、何よりも自分の好きなスタイル(昭和40年代の作りを更にヴィンテージモダンにした)で設えたリノベーション空間の居心地の良さに惹かれ、毎週のように今は亡き愛犬Rossiと行っていました。(※LINK

しかし、日々の設計監理業務の忙しさと、距離の遠さに徐々に足が遠のき、残念ながら現在は、電気やガス、水道も止め、全く使用はしていない状態です。仮に本宅の住まいから近ければ、今でも業務の合間の暇を見つけては頻繁に行っていると思います。

何故、そうなってしまったのかの理由は、づばり今回のテーマである別荘までの距離だと実感しております。毎週のように長距離を車で移動する僕なので、移動する時間、距離の感覚は人より優れていると自負しておりますが、その経験から割り出した「別荘」とメインの拠点の距離は、時間に換算すると約90分、距離なら約100km程度であると自信をもってお伝えしたいと思います。

1時間程度なら別荘という「非日常的」な空間に行くというには、やや近すぎる。また2時間以上なら利用頻度が極端に下がる…やはり90分です。笑

90分なら、例えば金曜日の夜から日曜日の夕方、いや月曜日の早朝まで別荘で暮らしていても、そう苦痛にはならず毎週利用出来ます。90分なら一人になりたい時やホビーなどを愉しむ時に夜走っても行ける距離感です。

金曜日は早めに仕事を切り上げ、家族みんな揃ってドライブ。途中、地元のスーパーに寄り二日間分の新鮮な肉や魚、野菜などの食材を調達し、のんびりと優雅に自然に囲まれた別荘で家族と暮らし、思い出を刻む。

「別荘」という言葉の響きは何となく、リッチで浮世人、雲上人のような、現実を直視して生きる私たちには相応しくないような憧れのある感覚を持ちますが、実際的な話をすると、コンパクトな別荘は安価にて(300万〜)取引きをされていますので、それを聞くと「自分でも持てるんじゃないか」と思う方もいらっしゃるかと思います。

既存の古い別荘をベースに自分好みの空間にリノベーションして、家族と過ごす。そして人生を愉しむ…そんなスタイルって素敵ですよね。

このブログをご覧になり、何となく興味を持たれた方は、名古屋からまたは、横浜から90分圏内の素敵な別荘ライフをトータル的に提案しますよ。家族の思い出を別荘暮らしで作りましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。じゃあ