私の別荘は、メインの拠点である名古屋から距離として270km、時間的にいうと、約4時間のところにある標高1,000メートルの伊豆市天城山にあります。
伊豆半島の丁度真ん中に位置するこの場所は、修善寺方面の西に降りれば駿河湾。熱海方面の東に降りれば相模湾。別荘地としては理想の場所だと、購入をした10年前は、所有をした喜びと名古屋では決して味わえない自然豊かなロケーション、豊富な食材、富士山を眺めながら入る温泉風呂。しかし、何よりも自分の好きなスタイル(昭和40年代の作りを更にヴィンテージモダンにした)で設えたリノベーション空間の居心地の良さに惹かれ、毎週のように今は亡き愛犬Rossiと行っていました。(※LINK)
しかし、日々の設計監理業務の忙しさと、距離の遠さに徐々に足が遠のき、残念ながら現在は、電気やガス、水道も止め、全く使用はしていない状態です。仮に本宅の住まいから近ければ、今でも業務の合間の暇を見つけては頻繁に行っていると思います。
何故、そうなってしまったのかの理由は、づばり今回のテーマである別荘までの距離だと実感しております。毎週のように長距離を車で移動する僕なので、移動する時間、距離の感覚は人より優れていると自負しておりますが、その経験から割り出した「別荘」とメインの拠点の距離は、時間に換算すると約90分、距離なら約100km程度であると自信をもってお伝えしたいと思います。