富山市「森に暮らす家」植栽工事


別荘に暮らすというコンセプトの賃貸住宅

2017.04.07

富山市「森に暮らす家」植栽工事

これまでに360件を越す住宅、店舗などの設計監理を手掛けた当社として、なんと初となる1LDKのコンパクトな賃貸住宅の設計を富山市にて2棟させて頂き、先月末にお引渡しを終えました。

このプロジェクトの名前は「森に暮らす家」しかし、下水道接続工事などで少し遅れた影響で、ようやく入居者が引っ越しされた後の植栽となり、晴れて「森に暮らす家」となりました。

入居者の方と少しお話しをさせて頂き、植栽が植わったことをとても喜んで頂き、樹木の種類を一本一本メモをされ、しっかりとメンテナンスをして頂けそうな感じでしたので安心です。

「森」とネーミングしてますが、スペース的に時期的に、そんなに大きな樹を植えれませんので、多分コンセプト通りになるのは、これから3年〜5年後になるのではないでしょうか。成長がとても楽しみです。

今回、植栽工事を担当したのは弊社が指定する富山市の「ます家」の増山さん。基本、樹種や配置計画は彼に全てお任せですが、その方がバランスも良くメンテナンスも考えられているので信頼してお願いしております。(建築設計もその方がいいですよ)その彼こそ、現在 内装工事に入っている「造園家の家」の主人です。この家は建物も見どころ満載ではありますが、彼がイチオシの石積み(野面積み)や植栽ゾーニング&プランニングも期待大です。

デザイン&製作したスチール製の看板

さて、話を「森に暮らす家」に戻しますが、この計画の主旨は街中のゴチャゴチャした乱雑になりがちな環境にも関わらず、まるで別荘に暮らす…そんな優雅なデザインされた暮らしを、賃貸でありながら快適に過ごして頂きたいとの思いで、オーナー様と設計者である僕の考えが融合し、完成した建物です。

施工前に色々と問題もありましたが、晴れて完成した事がとても嬉しく、増山さんの邪魔にならない程度の軽作業を、春休み中なのでお父さんのお手伝いに来ていた娘さんのKちゃんと一緒に作業をしながらこれまでの事、これからのこの建物の事などをついつい考えていました。

最後にスペシャルな情報です。現在二棟のうち、一棟がまだ空きがあるようです。(4/7現在)富山市内でマンションでは無く、一軒家に住みたいと考えていらっしゃる方は是非、如何でしょうか。

では、次回のblogでまたお会いしましょう。じゃあ

左:増山さん 右:佐々木