2020.07.24
今日は連休二日目の「スポーツの日」。
新型コロナウィルスの第二波により全国的に異常なほど感染者が増え、連休はどこか気軽にお出かけなんて気分にもならない状況となりました。弊社は4連休中も仕事ではありますが、楽しみにされていらっしゃった方は可哀想な気持ちになります。
今日は社内にて県外の協力施工会社と月次ミーティングを行う予定でしたが、このような状況ですので急遽、ZOOMにて行う事になりました。
かなり便利なツールとは言え、資料を見ながらや、その場でスケッチをしたものを閲覧する状況にしたりとか、生の打合せとは異なり、どうも勝手が違いますので毎回思いますが、中々難しいと感じました。ミーティング前に先読みした内容の資料などを準備しないとスムーズさに欠けますね。
さて、午前中にミーティングを終え、夕方からは先日、初めて弊社に建築相談にいらっしゃいました名古屋市内のA様のエスキース案のご提案です。(※写真は提案資料の一部)
プレゼンテーション(有料)とエスキース(無料)の違いをよく聞かれますので、簡単にご説明をさせていただきますと、我々がお客様に提案する流れとして、まずプランニングやデザインなどのスケッチをしながら考えていきます。
それらをCGや模型、CAD作図にてまとめて提案するのが「プレゼンテーション」(有料)。それらのスケッチのみで提案するのが「エスキース」(無料)と弊社では分けております。
プレゼンテーションのスタイルですと、模型製作やパソコンなどのデスクワークがとても多くなりますので、消費税込みで165,000円を頂戴しております。(設計監理契約に至った場合は契約金額より減額)
エスキースの手描きとは言え、プランニングのベースですので当然正確であり、手描きのスケッチもCGとは違い味わい深い内容となりますので、お客様によっては手描きスケッチの方を好まれる方のほうが多いぐらいです。また全体予算表はどちらもしっかり作成をしてご提案を致します。
今回のエスキース提案のコンセプトは「日常を暮らす空間での非日常性を楽しむ家」です。どの空間からも緑が見え、気持ち良い風が通り抜け、柔らかい陽光が降り注ぐ。そんな自然をいつも感じる家を目指して考えました。
提案を受けられたA様ご夫妻は、想像とは違う形態に驚かれ、また感心をして頂いた様子でした。先回と今日と、まだ2回しかお会いしていませんので、まだまだ、それぞれの価値観がわからない部分があるとは思いますが、しっかとご検討をいただいて設計監理の申し込みを頂けるようお願いを致しました。
この家で、A様ご家族がゆったりと自然体でお住まいになられる姿を想像しながら、正式なスタートを迎える日を楽しみにお待ちしております。