横浜市中区「元町の家」基本設計打合せ


四連休の最終日に

2020.07.26

横浜市中区「元町の家」基本設計打合せ

非常に不安定な天気の四連休の最終日。晴れたり土砂降りだったりと目まぐるしく変わる天気でしたね。神奈川県に入った途端、雲の間から青空が広がりヤレヤレもつかの間、すぐに雲が広がり雨。またその繰り返しでした。

お客様のご自宅に伺う前に、いつもの横浜散歩コースにて気分転換。やはりいつもの横浜山下公園の賑やかさは無く、とても静かな雰囲気でした。

基本設計中盤の本日のお打合せは、電気関係の打合せをまとめさせて頂きました。まずは全館空調システム。そして照明器具の配置計画。さらに電気コンセントや弱電設備のプロット図にて打合せです。設計打合せの中でも、デザインや素材編とは違い、やや地味な感じの打合せとなりますが、家が出来てから日常感じるところですので、使い勝手を考えながら打合せを致します。お客様に空間を疑似体験をして頂き、使い勝手を考えてご検討をいただく、「宿題」と言う流れとさせて頂きました。

そして、そんな打合せですが、今日の華やか編のメインは「建築模型」でのプロポーションや開口部の大きさや使い勝手、また外壁の素材。そして法的に厳しいエリアあので、斜線制限による建物の制約などを模型を使って打合せをいたしました。

先端が鋭角なフォルムや、複雑な敷地形状を舐めるように配置した建物のアウトライン、横浜ベイブリッジ、マリンタワー、みなとみらい、中華街と、THE YOKOHAMAを感じさせる全ての風景を眺める窓など、やはり、立体化したツールでの打合せはとても理解しやすく、オーナー様もとても喜んで頂いたようです。立体を頭で想像が出来るご主人も、「ここはこうなるんだー」と模型を手に楽しんでいらっしゃいました。

今日の打合せ内容を図面化し、基本設計の終了、及び概算見積もり準備と加速的に行いたいと思います。​​​​​

非常に複雑な造形ですので私ども設計者も大変ではありますが、これを実際に造る工事会社は更に大変になります。設計意図がちゃんと伝わるように、いい図面を描いて現場監理を向かえたいですね。着工はまだまだ先ではありますが、気分は既に現場です。