昭和区「川名山町の坂の家」オーナー様検査


いよいよお引き渡しカウントダウンに

2020.11.17

昭和区「川名山町の坂の家」オーナー様検査

11月末のお引き渡しまで残り少なくなりました昭和区「川名山町の坂の家」です。今日は、オーナー様に現場にお越しいただき検査を行いました。

外部、内部と見て頂き、少しの補修と残った工事を終えて最終となります。建物を回りながら、既に引っ越された後の家具の配置など、お子様と一緒に考えているとのことで、楽しみで仕方がない様子の様で嬉しくなりました。

今回難しかった工事箇所や、ここのアングルから見る雰囲気がいいとか、オーナー様検査ではありますが、お打合せの頭の中の世界と、1/1の等身大の空間とのギャップなど話が咲きました。

その難しかった工事が写真↓の木造スケルトン階段です。当初は鉄骨スケルトン階段で考えていましたが、予算等の都合で木造に変更した箇所です。鉄であれば溶接など、一体として構造的に持つところが、木造なので、それぞれパーツがセパレートになってしまいます。 パーツが増えるとせっかくのスケルトン階段のデザインが失われますので、最小限の構成で組み立てました。

オーナー様からは「鉄の硬い雰囲気より、こっちの方がいい」との事。コストを下げて、むしろいい感じになったと喜んでいらっしゃいました。現場で何度も大工、監督、材料加工会社と打合せをした甲斐があります。

奥様が色々と検討を重ねてオーダーをしたキッチンも据えられ、とても喜んでいらっしゃいました。お引き渡しまで気を緩めず、残工事もしっかり見届けたいと思います。