長久手市「岩作の家」模型を使っての打合せ


基本設計終了に向けて

2020.12.12

長久手市「岩作の家」模型を使っての打合せ

基本設計中の長久手「岩作の家」です。平面図も決まりましたので、これから立面図、断面計画と立体方向の打合せをしていきます。 

スケッチや立面図で凡その雰囲気はお伝えしていましたが、今回は模型をご覧になっていただき、全方向からプロポーションを確認頂きました。

店舗と併用している計画なので、とてもボリュームのある建築となります。道路面から見た際に、住居の存在を消すようなデザインのアプローチとしました。北側道路という事もあり、外観は店舗部分は開放的であり、住居部分は真逆の閉鎖的なデザインとなっています。

外部の素材は基本的に少ない組合せでまとめました。前面はガルバリウム鋼板の鎧張りとし、隣地境界線側は窯業系サイディングボードでコストカット。店舗連続サッシュの袖壁はヴィンテージテイスト満載の煉瓦タイル張りとしました。軒は木羽目板で考えています。 

次は内装材、照明、設備と引き続きます。それらがまとまり次第、基本設計終了時の概算見積り依頼となります。来年の春先の着工を目指して粛々と進めてまいります。