怒涛の一日(富山編)


分刻みのスケジュール

2021.05.13

怒涛の一日(富山編)

今日のミッションは5本。事前に念密にスケジュールを組んでますが、移動時間は全てナビ通りであったとしての計算。ですので全く余裕のある組み方ではありません。 

まずは「Casa diagonale」の現場です。今週の初めに地盤改良を行い、昨日から丁張り(建物の基準となる位置を決める仮設)を行いました。

今回の監理ポイントは、その位置を図面と見比べて確認をする作業です。問題なくビシッと決まってましたのでOKです。夕方にはこの工事を担当する施工会社のオフィスにて第一回目の定例会を行います。

現場を離れる時点で予定より既に30分遅れ。

大慌てで次に向かったのは、この現場より約8Km先の富山市「安養坊の家」です。先日の建て方から順調に工事が進み、サッシュ取り付け、木下地、断熱といい具合で進んでいます。

この現場は、地元工務店と手を組み、弊社が設計を担当する「TETTO CASA」というブランドの規格住宅となります。基本的にデザイン、設計を担当し管理は施工会社の施工管理というスタイルではありますが、近くに来た際には必ず現場を確認するようにしています。 

そして、この現場を離れる時点での遅れは15分。これから向かう先は、これまた約8Km先の施工会社のオフィスです。弊社が設計・デザインの顧問をしている会社です。 

今日の打合せ内容は、先日建築相談に同席しました金沢「香林坊のリノベ」の関係者での設計打合せです。

お客様のリクエストや、逆に提案したい内容、工事の内容などを確認をいたしました。ザクッと起こした既存図面をベースに、マジックで間取りやデザインをその場で描きまして、ほぼ方向性が決まりましたので、さらにそれを詰めてご提案という流れとなりそうです。

そして、施工会社のご紹介による新規の建築相談に向けて中新川郡上市町に移動。

移動中の風景は「The Toyama」です。勇ましく聳え立つ立山連峰を見ながら、初めてお会いする建築相談の依頼者のイメージを膨らませてはしらせること20分。まずは計画地を視察しました。

のどかな場所からは立山連峰が目の前に見え(一軒住宅がありそこだけ残念ですが)、どのようにも配置ができるボリュームの大きな敷地です。

事前に伺ったリクエストである、ガレージに車5台、ゲストルーム・オフィス・バーコーナーのある、かなりのボリューム感のある大きな6LDKクラスの家でも十分な敷地であることを確認しましたので安心です。

そして、敷地の近くのオーナー様のオフィスにていよいよ建築相談です。内容はシークレットですが、予想通りのイメージでした。しかし、一点だけ気になることがありましたが、資料をお送りいただき、総合的に検討に入りたいと思います。

そして、最後は冒頭に申し上げましたように、射水市「Casa diagonale」を担当する施工会社のオフィスにて第一回目の定例会です。予定より10分遅刻して始まった会議に参加の業者は、施工会社の監督(社長)・大工・電気工事・給排水工事・建材業者・材木業者・タイル工事です。

工程確認、問題点、設計に対する質疑応答など約90分ほどの会議を終え、いよいよ帰路に。この怒涛のスケジュールで昼食もいただいていませんでしたので、お腹は空腹状態です。ひとまず軽く済ませ、高速にて深夜に名古屋に戻ってきました。とても疲れました。

週末は数件の打合せや起工式(地鎮祭のようなもの)など、かなり詰め込んでいますので、なんとか乗り切りたいと思います。