梅雨の合間の晴天の今日は


現場4件とプレゼンテーションのバタバタ

2021.05.29

梅雨の合間の晴天の今日は

今日は朝から日差しが強く、梅雨の合間の晴天で気持ちよかったですね。そんな今日は大忙しです。 

まずは基礎工事中の瑞穂区「弥富町の家」の現場です。ベースコンクリート打設を終え、次は立ち上がりコンクリートの打設と進んでいきます。来月中旬の上棟に向けて粛々と動いております。

そして、この現場から車で5分の瑞穂区「岳見町の家」の現場です。オーナ様大変お待たせしました。こちらの現場は今日から基礎工事に入るにあたり、基礎工事屋と現場監督と設計事務所で確認打ち合わせを致しました。

一部床が下がっていたり、壁が斜めだったりと普通よりも手間が掛かる基礎となりますが、しっかり打ち合わせをしましたので、気持ち良く着工することができました。

そして午前中最後の現場は、千種区「鹿子町の家」の現場です。建物の基礎を着工する前に、隣地境界側の塀工事を先行する必要があるので、お隣さんに立ち会いを頂き、境界線を確認して頂きました。 この現場は半地下のような1階となっていまして、現状の大量の土を掘削して進めていきます。通常の約3倍の工事期間を見ていますが、天気次第といったところだと思います。

午前中3件の現場を終えましたが、それもオフィスより近い現場だからこそ出来ることです。大慌てで戻り、午後一番からマンションのリノベーションのプレゼンテーションです。

築20年の立派なマンションをリノベーションするにあたり、その意味(理由)などオーナー様に成り代わった感覚で色々と考えました。小さかった子供がそれぞれ成長をし、夫婦が静かに穏やかに快適に暮らす家、ゆくゆくは子供達と孫たちも遊びに来て賑やかな家、 そんなイメージでしょうか。

元々3LDKであった間取りを2LDK+DENという空間構成にチェンジし、キッチンが主体となるようなポジションとしました。

皆がアイランド型キッチンを囲んで「わいわいがやがや」も良し、夫婦二人でキッチンで静かに食事も良し、そのまま寛ぐのも良し、そんなキッチンとご主人の篭れる空間が今回のメインテーマとしました。 なんとなくイメージしやすいかとセレクトしたのが90年代のマセラティの艶やかなインテリアです。

話は戻りますが、書斎=自分が自分でいる為の空間と言えば、とても大袈裟な表現になってしまいますが、書斎で何か作業をするという事よりも、それが理由だと感じてまして、同年代という事もあり、失礼ながら妙な親近感を持って色々と押し売り的な提案までしてしまいました。笑 今後の設計の展開や完成した際の空間の使い方など、色々と楽しそうな案件です。

そして今日のラストは、千種区「城山町の家」のリノベーション工事の現場です。 

今日、内部の養生が取られ、仕上げなどが確認できますので、チェックに行ってきました。既存の床材と新しく張った床材の色や取り合い、既存建具と新しく製作した建具の経年変化の読み、既存の大きなテラス戸を幅、高さとカットをして削り直して改造した建具の仕上がり、

そのチェックは「加減」「具合」など感覚的な判断となりますが、優秀な監督、職人さんのお陰で、いい具合になりました。来月中頃のお引渡しに向けて気を緩めず、しっかりと監理していきます。