灼熱の一日 現場DAY


それぞれの現場の過程

2021.08.27

灼熱の一日 現場DAY

今日は最高に暑い一日でしたね。朝の9時の現場打合せに向かった先は、木工事終了まで残り少なくなった瑞穂区「弥富町の家」です。

9時の時点で30℃オーバーなので外に居るだけで汗が滝のように流れてきます。今日の打合せは、オーナー様が悩んでいらっしゃる部分で、設計事務所⇄施工会社と情報が交差している箇所が何箇所かあり、それを整理整頓する目的です。この現場打合せ中もオーナー様とLINEで色々な質問やご要望などがあり、決まらない部分もありましたので持ち越しと判断しました。

盆前に予定していた外壁のSOLID(ここ数年採用例が多く、とても人気のある材料になってきました)が長雨などの影響で遅れていましたが、いよいよ張り出しました。完成が楽しみです。

そして、次の現場の瑞穂区「岳見町の家」です。今日は住宅性能保険会社の中間検査です。構造上主要な金物などを全てチェックをして頂き、当然ですが合格。来週は行政の中間検査もありますので、それもクリアーをして次のステップに移行していきます。 

今回の打合せは設備の配管ルートです。当然ですが、2階にある水道には必ず給水管、給湯管、排水管が1階からシャフトを通して上げられます。

真っ直ぐに通る場所だけなら特に問題はありませんが、そうでは無い部分は現場にて確認をしながら決めていきます。家が完成した時に起きりうるトラブルを予想し、未然に防ぐ為に色々な角度から検討します。

という事で午前中の現場打合せに二件を終えたところで正午になりました。

今日はとても忙しく、悠長に昼食を頂く時間がありません。この現場を離れ次に向かったのは千種区「鹿子町の家」です。この現場も先日の長雨で基礎工事の着工を見送っていましたが、ようやく開始となりました。

とは言え、これから基礎を作るにあたり、現状の土の上に砕石(さいせき)を敷き詰め、ランマーで固める作業の始まりの感じです。ざっと工事の様子を見て現場を離れました。

基礎工事、上棟とこれから進んでいくと同時に、現場との打合せやお客様の確認など忙しくなります。設計事務所は事務所で図面を描いている事が多く、体力を使わない仕事だと思っていらっしゃる方がいるかもしれませんが、真逆です。

現場監理、長距離移動、デスクワークと常に体も脳もフル回転なので最も大事なのは気力でしょうか。笑

今週末は富山の現場、金沢で設計打合せがあり、デスクワークも今月中に基本設計終了を1件、実施設計2件、本設計前の調整まとめなど、かなり立て込んでいますが、踏ん張って乗り切りたいと思います。