両サイドは住宅があり、そちら側に開口部を設けるわけにはいかないので最低限のサッシュ以外は全て壁。前面以外は閉鎖的な感じになっています。
ご存知だとは思いますが、木造3階建て住宅は、その階数であるが故、非常に複雑な構造計算が必要となります。今回は1階に車2台分のガレージがあるという事もあり、構造計算上の制約(壁量や柱など)をまともに受けるような格好で設計した経緯もあり、その中でもゆったりとしたLDKや寝室、収納関係の部屋など充分な内容になっていると自負しております。
少しラグジュアリーな内装に相応しいインテリアアイテムも導入しました。間接照明や暖炉です。この暖炉は煙突工事も必要なければ薪を使うことも無く、煙や臭いの心配も無いエタノール暖炉です。はっきり言います。これは当社のグループ会社の宣伝です。なんならリンクも付けておきますのでご覧ください。(笑) www.vng.co.jp
さて、今日の上棟ですが、上等な具合で進みました。(笑えない) 朝から職人チーム一丸となり複雑な構造をテキパキと組み立てる様子は、実に感動ものです。
当初予定していた時間よりも早く、屋根(防水紙張り)まで終え、やれやれと胸を撫で下ろしております。木曜日からの連続出張の疲れがピークとなってきましたが、このような上棟の疲れは疲れに感じません。これから現場が始まってまりますが、気合を入れてしっかりと現場監理をしていきたいですね。
現在、北陸スタジオではこの「秋吉の家」と、高岡市でこれから仕上げ工事に入る「城東の家」の現場と、設計業務としては、高岡市の「泉の家」と大沢野の「造園家の家」と、土地が決まり次第始まる予定の「小杉の家」など、沢山のご注文を頂いております。本当に有難いことだと深く感謝しております。