一泊二日のこの旅は、いわゆる定番コースで、厳島神社のある宮島と原爆ドームやピースセンターのある広島平和記念公園へ行ってきました。
まさに大人の修学旅行。。。宮島に着くなり名物の穴子飯と共に昼間から宮島ビールで乾杯です。その後も焼き牡蠣やモミジ饅頭を食べ歩き、夜はお好み焼きとビール。大人って楽しいですね。
厳島神社では行きに干潮を迎え鳥居の真下まで行き、帰りは潮が満ちてきて神秘的な鳥居を拝むことができました。
この有名な鳥居ですが、地中深くに埋められて建っているわけではなく、なんと自重のみで建っているそうです。地盤を強化するために松材で杭は打ってあるそうですが、その上につくられた布石の基礎の上に悠然と自立して建っていられるのは、鳥居上部にある島木と呼ばれる部分にこぶし大の玉石が約7トンも詰められ、その重みを利用しているからのようです。先人の考えること、成すことは凄すぎますね。私も見習わねば。
また、とても楽しみにしていた丹下健三氏設計のピースセンターは今年の秋まで改修工事とのことで、外部のピロティ空間は見学できませんでした。それでも内部の展示は見ることができ、海外からいらっしゃった方も数多かったのですが、本当に全世界の人が見るべきだと感じました。
戦争のことは話を聞いて分かったつもりでいましたが、実感としては何もなかったことにこの時ようやく気がつきました。行くことができて本当によかったです。
戦後70年、今、平和に暮らしていることに本当に感謝です。