例えばHEMSによってエネルギー使用量を見える化することで消費電力を抑えたり、太陽光発電システムや蓄電池などを用いることで電力の自給自足率の向上を図ることができたり、蓄電池によって停電時でも電気を使用することができるため、台風や豪雨などの災害被害が増えている昨今において、ますます注目されている事のようですが、今回はこの三大システムとは別に、導入するととても便利なスマート的なシステムをご紹介します。
2022.11.06
「生活を豊かにする」第二段としては、ここ数年の間でかなり進化し、お値打ちになったスマートシステムについてです。
スマートシステムとは、実はその概念は工学的に明確では無いようですが、一般的にはITなど最新のテクノロジーの力を駆使したシステム(住宅)のことです。
例えばHEMSによってエネルギー使用量を見える化することで消費電力を抑えたり、太陽光発電システムや蓄電池などを用いることで電力の自給自足率の向上を図ることができたり、蓄電池によって停電時でも電気を使用することができるため、台風や豪雨などの災害被害が増えている昨今において、ますます注目されている事のようですが、今回はこの三大システムとは別に、導入するととても便利なスマート的なシステムをご紹介します。
・スマートコンセント(スイッチ)インターネット回線を利用して遠隔操作が出来るシステムです。
例えば照明器具などの単純にオンオフをする程度のモノに適してます。留守がちな家だと室内は真っ暗ですので、不定期に灯りをつけたりとか遠隔出来ます。パターンなども設定出来ますので単純な構造ではあるものの色々と多様性があります。
・カメラセキュリティシステム 車載のドライブレコーダーの家版のような構造で、常に所定の場所から監視をするシステムです。
警戒エリアを設定をし、何か動きがあるとスマホなどに緊急通知をしたり、機種によっては動きを追従するのもあります。当然、内蔵するSDカードまたはcloudで画像保存をします。
これを内外装に複数台設置し、セキュリティ会社のシステムを選ばないという方も増えてきました。緊急通知を確認をし、自ら警察に電話をする感じです。セキュリティ会社が早いのか警察が早いのかは、定かではありませんが、いづれにしろ安心のシステムです。
・家電製品の遠隔操作 家の中にあるあらゆる家電製品をスマホを操作するシステムです。リモコンが付属する製品、そのシステムに対応する製品であれば、凡そのものは遠隔操作出来ます。
例えばテレビです。スマホの画面がリモコンになった感じです。ONOFFやチェンネル切り替え、音量調整などリモコンと同じ事が出来ます。他にはエアコン、照明、オーディオ、電動カーテン、給湯器、床暖房などなど、つまりリモコンをスマホに集約した便利システムです。
他にもインターネット、Bluetoothを使って操作出来るシステムなども多々あり、これからも増えていく事が予想されます。
そこで大事になってくるのが電源の位置、安定したネット回線、停電時の備えです。外部に監視カメラを設置をしたはいいが、電源が無い、無理矢理に露出配線で電源を引いたが見っともないし切断されたら意味が無いとか、また機密性が良い現在の住宅なので外部にwifiが安定的に飛ばないなど、折角の安価で便利なシステムが付けれない事例もあります。
新築時、またはリノベーション時に設計者とそれらのシステムの打合せをしっかりとして「快適で安心な暮らし」は如何でしょうか。くれぐれもスマートフォンを無くさないようにしてくださいね。