生活を豊かにする(暖炉編)


デジタルが主流だからこそアナログを

2022.10.22

生活を豊かにする(暖炉編)

日増しに寒くなったと感じると思えば、日中の日差しが強烈な日もあったりと、この季節の気温の変動は激しいですね。 

これからのシーズン向けのアイテムで「生活を豊かにする」と言えば、暖炉ではないでしょうか。

暖炉と言っても、造作をした暖炉(古い伝統的な暖炉です)、薪ストーブ、ガス暖炉、エタノール暖炉など、色々な種類、構造の暖炉が世の中にはあります。

それぞれメリット、デメリットがありますが、今回のブログではそこまで追求はしませんので、あくまで「炎」についてです。

ここ昨今、スマートハウスやスマートシステムなど、住宅産業のデジタル化の流れは著しいスピードで進んでおります。

HEMSによってエネルギー使用量を「見える化」することで消費電力を抑えたり、太陽光発電システムや蓄電池などを用いることで電力の自給自足率の向上を図ることができたりや、家中のシステムを遠隔操作をする事も当たり前のように行われています。

そんな便利で快適なシステムが導入されている時代だからこそ、あえてアナログ的なアイテムを愉しむというのもアリかと思い、今回のブログのテーマを決めました。

上記に挙げた暖炉全てに共通していることは、生の火を発生させる装置であること、そして人間の手で操作をすることです。

当然、家の中で炎を発生させるわけですので、かなり安全面を重視しなければ火災事故になってしまいます。

現代の家は、断熱性能や高機密住宅、低エネルギー消費で稼働する空調システムなどで、暖炉をメインの暖房装置にするなんてことは考えれません。ですので、お気に入りの時間や空間で最高の寛ぎを演出する装置的な考えで良いかと思います。

ゆらゆらと1/f揺らぎの炎を見つめながら、音楽を聴いたり、お食事をしたり、楽しい会話をするなど、炎の存在は照明器具や映像とは全く異なる感じ方を与えてくれます。

これまでに暖炉を導入された方の多くのお客様から「冬が楽しみになりました」や「これまでと違う時間の過ごし方に満足です」などの感想を聞いております。

数字やデータでは無い、五感に感じる魅力的な暖炉をこれから家を考えていらっしゃる方は如何でしょうか。最後にもう一度、復唱します。

便利で快適なシステムが導入されている今の時代だからこそ、あえてアナログ的なアイテムを愉しんでくださいませ。