緑区「神籬(ひもろぎ)の家」いよいよ完成


クライアント様との最初の出会いは18年前…

2023.10.20

緑区「神籬(ひもろぎ)の家」いよいよ完成

久しぶりのブログ更新です。

クライアント様との出会いは今から18年前の2005年、弊社の支店として名古屋市内に出しました「エビス・アーキテクト・スタジオ」に遡ります。当時、住宅設備メーカーの営業として初めていらっしゃいました。それから特に交流的なものはありませんでしたが、本年の初めに設計のご相談を賜りまして、お請けさせて頂く流れとなりました。

設計依頼の主なコンセプトとして、「ある特別な個室」※後ほどご説明致しますが。と「薪ストーブ」のあるシンプルな4部屋+リビング+ダイニングの家です。

前面道路を挟んで正面には緑豊かな大きな公園があり、その風景を家に居ながら愉しむのと、名古屋市内だけに割と密集した住宅地である上で防犯面を高めた設計を意識しました。

・基本設計時の建築模型

「ある特別な個室」とは、実はクライアント様のお母様は高名な占いの大先生でして、名前をここでお出しすることは出来ませんが、皆様もご存じな政治家の先生の占いを見ていらっしゃったとの事です。つまり、この部屋は「占い部屋」ということになります。ちなみに複数の建築設計事務所から弊社をお決めになられたのも大先生のお母様が占いとのことで、非常に名誉なことでとても嬉しい思いです。

お母様はご高齢ということもあり、その跡を継ぐのが、同じくスピリチュアルな能力を持たれた息子さんであります。

今回そのような特別な方の設計ということもあり、平面プランや外観デザイン、それぞれの素材など、数種類をご提案させて頂き、それをベースにご意見を伺い(占っていただく)ながらまとめていくスタイルとなりました。今後、ご希望があれば弊社の設計スキームに現代家相診断なども取り入れることも出来るようになりました。

・現場(外観写真)

これまでの弊社の設計作品と比較して、淡い色合いや木目を生かした素材感など多少異なるテイストの部分もあり、男性的なイメージの弊社作品の中では、中性的な雰囲気の上品な建物に仕上がりましたが、デザイン面においてはいつもと同じくエッジを利かせたシャープな納まりとさせて頂きました。

今週末には全面道路側に設けたコンクリート打ち放しの花壇に植栽工事、デッキ工事と外構工事を終え、内部の雑工事などを速やかに行い、来月の初旬にはプロカメラマンによる撮影、そしてお引き渡しと進んでまいります。

お引き渡しの取り扱い説明には、今回のコンセプトでもある「薪ストーブ」の説明も行い、その流れで「火入れ式」になるのではと思います。とても楽しみです。

完成写真のアップロードの際には、クライアント様のオフィシャルサイトも併せてご案内をさせて頂きますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。