先日、少し早い夏休みをいただき、毎年恒例の三重県志摩市に二泊三日の休暇に行ってきました。
名古屋から高速道路で約90分、降りてからの下道で60分、2時間半走ればそこは別世界。志摩と聞くと、最近開催された「伊勢志摩サミット」を想像する方も多いと思いますが、その開催地に選ばれるだけあって、雄大な自然が残る一方で、その自然財産を活用するリゾートや観光産業も栄えており、田舎なんだけど垢抜けた都会的な部分も垣間みれる、そんな素敵な場所です。
僕は三重県生まれなので実は地元にはなりますが、僕が生まれ育ったのは県庁所在地の津市。たった一字で「つ」確か日本で一番短い地名だったような。津市からも時間としては90分掛かる距離に位置する志摩なので、同じ三重県と言っても、やはり別の場所と言う認識を子供の頃から感じていましたが。
毎年夏休みは志摩の色々なところにキャンプや海水浴に家族で行き、とても楽しい思い出の詰まった志摩が大好きです。余談ですが、そんな志摩を子供にも好きになって欲しいと、そんな親の願いで毎年志摩に旅行を来ることに6年前からしました。笑
今年は志摩でももっとも透明度の高い美しいビーチの御座白浜で海水浴もし、僕としてはとても懐かしいセンチメンタルな気持ちになる一方、子供はいつも泳ぐプールとは違うダイナミックな風景と波と戯れながら遊ぶ楽しさを発見したようで、二人してとても楽しい海水浴でした。
そんな志摩にひっそりと週末過ごしたい(正確には仕事柄週中ですが)と今から11〜12年程前に、これからご紹介するSHOPの真下にある小さな土地(約50坪)を購入しました。
この土地から見える風景は、複雑に入り組んだリアス式海岸特有の荒々しい岩と、キラキラ輝く波飛沫が飛ぶ迫力ある海。岩と岩に囲まれたまるで取り残されたような小さな浜の長さは約20メートル程で、プライベートビーチ(泳ぐという穏やかな感じではありませんが)のある敷地のような感じで、即決して購入を決めた魅力的な敷地です。
そんな敷地に計画したのは、車一台が停めれて、バーベキューが楽しめるテラスと、朝起きた時に寝室から出れるヨガのできるデッキを設けたコンパクトな1LDKの別荘です。敷地の周辺は自然の緑に囲まれていているので、目立ちたくても目立ちようの無いロケーションなのも都会から離れて過ごすウィークエンドハウスには相応しい、とにかくいい場所です。