昭和区「滝川町の家」お引渡しと完成写真撮影


上質でシックなリノベーション

2021.12.04

昭和区「滝川町の家」お引渡しと完成写真撮影

本日は昭和区「滝川町の家」のお引渡しと、完成写真撮影、そしてオーナー様の知人友人をお招きしての完成お披露目会の日です。 

そんなおめでたい日に相応しく、とても良い天気に恵まれました。ここ滝川町はとても歴史のある由緒正しき場所でして、織田信長の家臣であった滝川豊後守(たきかわぶんごのかみ)の所有地であったことが町名の由来となっています。

それを意識したかと言うと全くしていませんが、ここ滝川町の邸宅に相応しいリノベーション工事の仕上がりとなったのではと自負しております。

*リビングからダイニング、キッチン方面を見る

設計コンセプトやこれまでの経緯に関しては、既にアップロードしました完成写真をご覧いただきたいと思いますが、全体的にグレー色とベージュ色を基本カラーとし、素材もレザーや磁器質タイルなど光沢を抑えた落ち着いた構成となっております。 

午前中にお引き渡し書類などを済ませ、早速ご近所の方がいらっしゃいました。今日はカメラマンに徹するつもりで来ていましたので、設計者としての出番はあえて設けず(一組のお客様のみ臨時建築相談的な話をしましたが)、それをよそ目で見ながらパチパチと撮影をしていました。

オーナー様とご覧に来られた方との会話が聞こえ、その内容は感嘆の言葉や素晴らしいワードの表現でしたので、とても嬉しい気持ちで撮影に集中していました。

結局、完成お披露目会にいらした方は合計5組ぐらいでしたでしょうか。午前の部、午後の部と撮影は順調に進めていきました。と言いたいところではありますが、この空間の「淡い素材感やメリハリを効かせていない全体色を調和させた色構成」を素人カメラマンの私の技術で上手く表現できないぐらい難しく色々と設定を変えながら行いました。

*バーチカルブラインドとその影(床見切りは真鍮)

全ての作業を終えたのが夜の6時ぐらいだったでしょうか。作業を貯めることがとても嫌いな性分なので、帰って編集を行い完成写真をアップロードしました。

設計監理契約を頂き、無事に建物の完成お引き渡しを終えることができました。ひとまず契約上の設計者とお客様という関係は終わりますが、これからは同世代の友達として末長くお付き合いを頂ければと思っています。